高知市横浜で神奈川横浜を語る 〜 不可逆的坂東ローカリズム 〜

kohya_hibiki+spirituality2016-06-25



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高知への横浜からの移住者が比較的多い。



このことについて、最近、横浜の移住者数名と何度か話す機会があって

その理由を探っていくと意外なことがわかってきた。



海が近い、というような地理的な環境に加えて


南伊豆が好き、というような好きの場所が似ているということ


開放的という精神的な志向が似ているということ


など



ムサカミのムが消えて相模に


ムサシモのモが消えて武蔵に


なった、というのはあまり知られていないが




ほぼ、関東平野の文化・文明は相模川下流域をそのルーツとしている。


その中心は言うまでもなく”大山”である。


その東側に”多摩と多摩川とサキタマ”のタマ文化圏


そして、筑波山



鎌倉幕府の時に八王子から横山朝泰が土佐国介良に移住してきて土佐に根をはります



横山氏が小野氏の末裔で瀬織津姫祭祀をしていたというのは、何年も前から書いていますが、横山朝泰が移住して来たのも、国分川という川を挟んで北岸に小野神社がある場所。これは、武蔵一之宮の配置に似ている。



なので、鎌倉時代には、ほぼ同じ祭祀が多摩と土佐であっただろうと推測される。


それで、それが関東の何と関係があるかと言いますと、横浜弁の『じゃん』と高知の『孕のジャン』が密接に関わっているんじゃないかということです。
土佐弁で『おジャンになる』と言いますが、これは全てが水泡に帰すという意味で、地震が来て全てが無くなってしまうというところから発生したと思われます。
『こジャンと』という言葉もあります。これは「想像を絶するくらい」という意味合いで使われます。太陽神のパワーが計り知れないところから発生したのだと思われます。『こジャンと暑い』と言うと、想像を絶するくらい暑いという意味になります。とても暑いという意味ではありません。人間の人智を超えるような意味を込める時に使う言葉です。
ジャンジャジャーンなんかも、これで説明できると思います。ジャンジャジャーンって言う時、後に隠して前に出すでしょう。あれはまさに『孕のジャン』なんです。こわい、何かが来る、でもその何かがわからない、というのがジャンジャジャーンがもたらす心象風景でしょう。良い事か悪い事かわからない、でも何かが来る、と思うでしょう。これがジャンジャジャーンの不思議なんですね。ジャンジャジャーンって聞くと日本人は直感的に(何かが来る)って思いますよね?これはものすごく古い時代の記憶なんです。
で、ハマ(横浜)のジャンですが、この語尾(修飾語?)には、何かそのような意味が感じられるのです。(Lemurian☆Resonance『横浜のジャンと孕のジャン』)

最近、それに加えて国分川の七夕祭祀がおそろしく古いかも、という視点になってきてるので


国府国衙の目の前の川が、天の川に見立てられて国家祭祀が行われていただろうという見方は、かなり精度が高いのではないかと思っているわけです。




というわけで、現代も既に鎌倉・戦国期のような大移動時代に突入してきたということです。



英国もEUから離脱したので


皆さんも明治時代以降の中央集権の幻想を早めに離脱して、軽くなりましょう!






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