アジテーションゴールド 〜 盲目な人間たちのアウトブレイク 〜


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“誰かに何かを変えることを期待している”という点において日本とアメリカと英国は、同じ社会問題を抱えた均質な社会を持っていると言える。

アメリカはトランプの出現によって、国民自らが社会を変える術を持ち得てないことが証明された。

英国は、EU離脱投票結果を経ても誰も責任をとらないという状況から、変革を誰かに委ねている状況であることは明らかだ。

日本も安倍晋三山本太郎三宅洋平など、思想的スタンスは違えども、メディアを利用してアジテーションし、自らの承認欲求をも満たしてしまおうとする資本主義的精神構造は同じである人間たちが如何にも立場の異なる人間であるのかのように認識されているが、金を受け取って自民党サポーターをやっているネット右翼三宅洋平山本太郎アジテーションでサポーターをやっている連中は、どこをどう切り取っても、思想的に独立していない同じ“狂った果実”であることに変わりはない。


われわれが、今、しなければならないのは、自らが各個独立した思想、特に国体ビジョンを持ち、それを実現できる政治家を支配下においてコントロールすることである。これが、本来、憲法に記載されている社会構造であるにも関わらず、憲改か護憲かなどと、ヒーローを仕立てあげ、その扇動に酔いしれ、その構造の中で互いを批判し、もめているのは、まさに烏合の衆と言える。つまり、代議士自体を≪私たちの代理≫と認識せず、≪私たちの代表≫と認識しているのは、そもそも民主主義の根本を理解しているとは言い難い。



だからこそ、投票こそが唯一の民主主義的行為と誤認してしまうのである。



われわれは、日本国憲法草案が出来た植木枝盛の時代の知性に少しも到達できていない。安倍晋三憲法を改正する権利がないと同様に左翼野党にも護憲運動を行う資格すらない。


それはつまり、あまりにも戦後日本人は未熟であり、“法の精神”を持っていない人間が法治国家で法の手続きを経て憲法を改正したり、改憲勢力を攻撃するなど無理むっちゃくな話なのである。この未熟さは、アメリカも英国も今や同じである。


この結果を哲学的に分析すれば、英国EU離脱開票結果とは裏腹に世界は緩やかな大連邦制へのリバランスに向かっているとみていい。


つまり、英国のEU離脱は神話的に見れば、さらなる巨大な連邦制への一早い参入とみることができる。日本にもし仮にこの状況を察知できるクレバーなC1層が数人いれば世界再編へのパトリオットを撃つことができる。


“法の精神”を全く理解できていない世代が法治国家内で政府と迎合したり、それを批判したり。アジテーションを悪用しながら、世界や自国内のテクノクラートへ参入しようとする様は、ISと何ら変わりがない。



モンテスキューアジテーションを用いたことがあっただろうか?



正しいことを正しいと言える社会には、教養がある。その教養が今の日本社会にはない。自分が認められなければ、怒って敵意むき出しで攻撃。これが現代日本人の基本的素養である。全く異なる意見をも包含するような思想を一緒に編み上げていこうとする意志もなければ意欲もない。



現代日本の経済社会で”働く”ということは、結果的にグローバリズム経済に加担し、ISを生み、原発を生み、遠い国の人殺しに間接的に関与しているということである。この事実に気づくならば、一日も早くこの経済構造から自立し、グローバル経済に関与しない生き方を選択することが最も政治的な活動となる。安倍晋三三宅洋平もグローバル経済の支配下にあるメディアを利用しているという点において同じ穴のむじなである。



つまり、その構造の中にあるうちは、いくら安倍晋三を批判・否定したとしても、それを止めることはできない。


グローバルではなくグローカルなEPAミックスな社会に進める思想を持った集団が出てきて初めて、私たちはアベノミクスを止めることができる。しかし、それが出てくる時は、アベノミクスは機能していないので、結局、言えることはアベノミクスを批判・否定することには何ら意味がないという結論にならざるを得ない。簡潔に言えば、グローカルなEPAミックスな社会に進むだけですべてが解決されるのである。






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