KONOサウンドマジェスタ③ 〜 シ音/紙音/神音 〜
KONOサウンドマジェスタ② 〜 琴の古都 〜
KONOサウンドマジェスタ① 〜 サナギみなぎる 〜
KONOサウンドマジェスタワーク 〜 負浮 〜 pre
KONOの結界に身を投じると何層にも折り重なるネガティブな音階が鳴り響く。
その一見、ネガティブな音階の旋律の裏側に
ひときわクリアでマジェスティックなトーンが存在する。
それがあの逆さに見る天橋立の本当の意味だろうか。
私たちはすべてつながっていて
どこかを通り抜けられれば、次も通り抜けられる。
例えば、今日は赤信号にひとつも引っかからなかった、と。
そういう風に考えれば、私たちの中を通り抜けるエネルギーの質も変わってくる。
衝突やネガティブはあまり関係ない。
単に運が悪かっただけなんだと。割り切ることもひとつの考え方だろう。
赤信号にひとつ引っかかったぐらいで割り切れない時もある。
ただそれは、そこを青信号で抜けられる喜びを感じる前提条件を与えられただけなんだと。
その未来予測を、赤信号と怒りの瞬間に受けとれたら確実に≪幸福≫なんだろう。
元伊勢に流れる”負”とも呼べる旋律。
それを”浮”に変えられるのは
あの帰られるシモジマ
「 破壊と創造 - 恩寵からの安定- 」
過去への回帰を促す恩寵の中で
ある日突然、鐘はなった。
「 陛下、ミーパオの地より、西方より数多の渡来のものあり、との報告がありました 」
「 して、そのものたちは、どのようなひとたちなのだね 」
「 はい。捨つるものを何も持たない民族だと称しております。が、彼らは見たこともない武器兵器で完全武装しており、ミーパオのトクドーは、まずその武器を捨てろと警告しておりますが、我らは何も持たない、の一点張りで全く言うことを聞こうとしません。そもそも彼らがなぜ進んで捕縛されたのかがよくわかりません 」
「 彼らの目的はなんだ? 」
「 はい。なんでも、東方の王に面会したい、と 」
「 それは、わがヤマトのことか、それともヒノモトのことか? 」
「 彼らが言うエデンの王とやらが陛下のことなのか、ヒノモトの若王のことなのかよくわかりません 」
「 して、そのものたちは、そのエデンの王とやらに何を申し出たいのだ? 」
「 はい。なんでも人間界に遣わしたこの知恵の実をエデンの王に返還し、この戦乱の世を終わらせたい、と 」
「 ははははは、それは面白い。ミーパオのトクドーに伝えろ。彼らを全員、このクロダの地に遣わせろ、と 」
メグリ・メガミ・ヤマト・メグル 〜 暮れない大和 〜
承認欲求やありきたりの感情の日本人たちに巻かれて
自分の精神や感覚は失われていくけれど
魂を呼び覚ますような
究極の自己犠牲の精神や
ニューウェーブの経済活動
未だかつてロンドンやニューヨークでも起こりえない
日本独自の”巡り”によって為されていく神仕組み
より高いステージの
禅よりも
究極的に
精神が成熟した
新しい日本人によって
為されていく未来
3人いれば叶うだろう
という試みも
少しは近づいてきているのかもしれない。
食・歴史・ライフスタイル・哲学
俺たちの日本と呼べる国
しっかりと作ってゆく足元から
何度も
何度壊れても
何度失われても
何度自分を見失っても