KONOサウンドマジェスタワーク 〜 負浮 〜 pre
KONOの結界に身を投じると何層にも折り重なるネガティブな音階が鳴り響く。
その一見、ネガティブな音階の旋律の裏側に
ひときわクリアでマジェスティックなトーンが存在する。
それがあの逆さに見る天橋立の本当の意味だろうか。
私たちはすべてつながっていて
どこかを通り抜けられれば、次も通り抜けられる。
例えば、今日は赤信号にひとつも引っかからなかった、と。
そういう風に考えれば、私たちの中を通り抜けるエネルギーの質も変わってくる。
衝突やネガティブはあまり関係ない。
単に運が悪かっただけなんだと。割り切ることもひとつの考え方だろう。
赤信号にひとつ引っかかったぐらいで割り切れない時もある。
ただそれは、そこを青信号で抜けられる喜びを感じる前提条件を与えられただけなんだと。
その未来予測を、赤信号と怒りの瞬間に受けとれたら確実に≪幸福≫なんだろう。
元伊勢に流れる”負”とも呼べる旋律。
それを”浮”に変えられるのは
あの帰られるシモジマ