日本神話におけるオシリスとセト

kohya_hibiki+spirituality2013-10-02



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大国主(オシリス)ブレス少彦名(セト)ブレスのことについてご質問を頂いておりますので、少し内容について触れさせて頂きますね^^


wikipedia:オシリスwikipedia:セトは兄弟であり、因縁の歴史があります。

神話時代の昔。オシリスとセトは兄弟であったがある日、オシリスが館を留守にしている間にセトは72名の廷臣達と暗殺の謀り事を企む。オシリスが帰ってきたとき、木棺にピッタリ入った者には褒美が贈られるという催しがあった。木棺はオシリスの体に合わせてセトらが作らせた物であったが、何も知らないオシリスはピッタリした棺に気持ちよく横たわった。するとオシリスが抵抗する暇もない間に蓋がかぶせられ、隙間には鉛が流し込まれた。そして棺はナイル川に流されることとなる。


古代ローマのイシス像(2世紀・ナポリ、ウィーン美術史美術館)オシリスの妻であり妹でもあるイシスは心を痛め、自らの長けた魔術を駆使し、乳母に化けてビブロスの宮殿に潜入した。流れ着いた場所でヒースの木に包みこまれ、そのまま加工され宮殿の柱となっていた棺を探し当てて見つけた。イシスは世話していた赤子を不死にする為に炎の中に入れ、自身はツバメに変身して柱の周りを飛び回った。宮殿に住む赤子の母親である王妃がこの様子を見て驚き、イシスは元の姿に戻って素性と事情を明かして納得してもらい、柱を回収して秘密の場所に隠した。

だが、それを知ったセトは執念で棺を探し回り、木棺の中の遺体を14の部分に切断してしまう。イシスは再び救出に赴き、パピルスの舟で遺体の破片を探し出し、オクシリンコスで魚に飲み込まれた男根を除く繋ぎ合わせた体を強い魔力で復活させたが、不完全な体だった為現世には留まれなかった。そうしてオシリスは冥界の王として蘇る。
wikipedia:オシリスとイシスの伝説

このような仲違い神話は現実にあったというよりも天地創造的意味合いの強い創造神話です。


つまり、トキの為政者が民衆を治めやすいように神同士を仲違いをさせて王朝交替を図ろうとした時に、このような神話は生まれます。



日本神話においてはイザナギイザナミの幽界神話や、アマテラスとスサノオの天降り神話、ヤマトタケル伊吹山の神との対決神話、オトタチバナ姫と海神との人身御供神話、、、



冥界という点だけ見れば、オシリスイザナミの共通点は多く、兄弟神という点ではやはり、大国主と少彦名のラインが面白いとも思います。大国主に関しては、以前より女神説を書いていますが、兄弟神の線も濃厚です。古代は、性別が突然入れ替わるという要素もかなり強いので、そのあたりは臨機応変に。。。






君が見せた多くの純情の中で


何が弾け 何が実を結んだのだろう


想いが永遠に続くのなら 怖れや躊躇も飛び越えて


あの時のように あの頃のままで あの瞬間の気持ちで


取り戻せない時間の中で心は砂漠となり水を欲す


嵐は突如として起こり


今まで見えなかった全てのものをも洗い流してくれる


魂の奥底に隠した叫びは嵐の前に顕わとなり


僕たちの苦しみと悲しみは嵐の女神の寛容さによって包まれる


Ana いつの時代も薄れえぬ女神よ


Ana いつ何時も時を外さぬ女神よ


Ana どんな人にも区別せず天降る女神よ


Ana いかに小さなことにでも大きな愛を降り注ぐ女神よ


全てが十全たる仕組みの中で美しく移ろいゆく列島の命たちよ








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