なでしこから始まる神聖日本

kohya_hibiki+spirituality2012-08-11



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五輪サッカー、男女とも負けました。

女子は決勝まで進み、男子はメダルを逃して4位。

男子に関して言えば、大津選手が言うようにすべて実力でしょう。前評判では予選突破も難しいと言われたチーム。直前のニュージーランドとの親善試合に試合終了直前に引き分けに持ち込まれ、目が覚めて、ひとつの”体”を生み出したのは良かったですが、その”体”が崩された時に、2つめの”体”を生み出すことができませんでした。


ひとつの勝てる根拠はひとつの土台に依拠します。


一方でレスリング金メダルの吉田沙保理選手は2ヶ月前の世界選手権で負けた経験をバネに秘密兵器高速片足タックル(2つめの”体”)で3連覇を成し遂げました。

男子サッカーがひとつの”体”で世界に通用することを示せたことは大きな収穫でした。しかしメキシコ戦以降、完全にポゼッションを掌握され、日本の勝ちパターンの”体”は封じられました。

このような”体”をいくつも備えることが必要です。ビハインドしてからの”体”、同じような動きをするチームへの対策としての”体”、それらの”体(プラットフォーム)”を臨機応変に変幻自在に変えていけるのかがこれからの課題になるでしょう。

そのための良い経験になったと思えば、非常にやりがいのあった、見がいのあったロンドンオリンピックサッカーであったと思います。

裏取りとしては終戦記念日も近い真夏の日の出来事。男女ともの敗戦は67年前のご先祖さま方々の悔しさを今、一度胸に、新生(神聖)日本に向かって欲しいという願いが込められていると思います。

何事も『あ〜良かったね、残念だったね』で終わらせないことが大切です。あらゆる現象には深い意味が込められています。その意味を自分のものとし、明日からの行動に活かしていくのが本当のスピリチュアリティ


変わり身の早い日本人、天皇陛下万歳からあっという間に経済成長万歳。。


戦争中であっても女性だけは元気であったと伝えられています。明治時代に日本を訪問したラフカディオ・ハーンの日本訪問記にも、貧しいけれどもなぜか女性だけが元気だ!と書かれています。


それが今回のなでしこの銀メダルにも表れています。


なぜ元気なのか?


それは、なでしこの女性たちを見ればわかります。


目標・チームワーク・清純さ・想いの強さ・後腐れのないさっぱりとした激情、、、etc


明らかに抗議しなければいけないレベルのハンド事件、ホールディング事件後も、監督以下後腐れなく銀メダルを喜んだというのはなんとも立派な対応だったと思います。

西洋人はおおまかに言って身体も大きいし、ダーティでした。その中で小さい日本女性が、最もファウルが少なく獅子奮迅するのは、それだけで美しいものがありました。


宮間選手のFKに関しては剣術ではないかと思えるほどの切れ味でした。



ただ楽しければいい!わくわくすることだけがあればいい!

では、楽しいこともわくわくすることもない貧しい時代になぜ日本女性は笑っていたのでしょうか?

その根源に到達し、戦前の日本女性の精神性に触れることが真のスピリチュアリティへの近道です。




日本人の性質というのは何年経っても変わりません。今は、皆が新たな目標を探している時期。


GDPなのか?GNHwikipedia:国民総幸福量なのか?


自然エネルギーなのか?原子力エネルギーなのか?


TPPなのか?反TPPなのか?


迷うこともまた『美』



吉田沙保理選手、前日は緊張して寝られなかったようです。

3連覇女王でも迷いには勝てなかった。それほど”迷い”は強い。



シュートにいくのか、パスを出すのか、わからなかった。。というのが男子サッカーメキシコ戦後の日本選手の多くの感想。

”迷い”が形になって表れて”敗北”となった試合。メキシコ戦直前にメキシコ監督が宣言したポゼッションが完全に機能し、”勝ち”をもぎとったメキシコ。スペイン戦では逆に日本が”迷い”を断ち切り捨て身で攻守し、勝利しました。迷いを断ち切るのは不動明王。不動の心を獲得するために戦前までの日本人は滝の近くによく、お不動さんを祀り、そこで修行しました。

ただ、滝行をしていたわではなく、『不動の心とは何か?』を滝に打たれながら自分自身に問うていたことはいうまでもありません。そのような哲学的問いを問うことが戦前までの日本人の思考習慣であり、それが一気に瓦解したのが戦後ということになります。それと同時に「考えさせない教育」というものが徹底されてきました。それが誰によって何のためになされ、どういう結果を生んだのかは少しの分析で導き出すことができます。


迷いは敗北を生み出しますが、敗北は目標も生み出します。なでしこの勝利は、ロンドンオリンピックから遡ること、4年前の敗北に端を発しています。この連鎖、この巡り、その中全てに女神が宿っています。




ロンドン五輪でのメダル獲得の特徴は、チームワークの勝利。


これは過去の日本の様々な歴史を鑑みても言えることです。


チームワークとは目的・目標を持ってこそ花開く華(サクヤヒメ)


前回書きましたように、目的・目標とは哲学的理解があってこその光り。


今の日本にとって何が必要なのかを深く考え、そしてすばやく行動する、そのような【なでしこJAPAN】が日本人全員に求められています。


決してTVの中だけの世界ではありません。目的・目標を持って進まなければいけない義務は、日本人全員が負っています。その義務から逃れたいのであれば、我が国の社会保障も権利放棄しなければなりません。


権利と義務、それは常に表裏一体です。


権利ばかりを主張し、義務を果たさないという精神は、未熟な人たちを代表する精神構造です。



ぜひ、日本人ひとりひとりが行動する義務を果たした後に、権利を主張し、目的・目標を持ってチームワークを発揮していくことを望みます。


そうすればどこにも負けない強い国ができるでしょう。


経済大国ではないチームワーク大国、和をもって貴しの大和、原点回帰です。






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