五輪代表サッカーから見る地殻変動 〜 第三極の目 〜

kohya_hibiki+spirituality2012-08-05



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大変ご無沙汰しています。毎日、寝る直前まで色々な方とセッションなどでやり取りさせて頂いているのでブログは本当にたまにという感じになっています^^

それでも、なんとかオリンピックのサッカーは見ています。

過去、何度もアセンションレポートの中で、サッカー日本代表の精神性が日本の状態をそのまま写しているということで記事にさせて頂いていましたが、今回も本当にそのまま、日本人の今の状態が映し出された試合でした。


「(ダメ押しの3点目の場面は?)タカ(扇原貴宏)からいいボールがくるのが分かっていたので、信じて飛び込んだらいいボールが来た。自分は決めるだけだった。いいゴールだったと思います。ここまで来たらではなく、僕はずっと金メダルと言っている。銅でも銀でもなく、金メダルを取りたい」
(スポーツナビ)2012/8/5 3:36


これまでは、目標自体がベスト8とかベスト4とかいうレベルでした。それを当初から意識の上で覆していたのが大津選手などの【意識の高さ】でした。


どんな戦いにおいてもそうですが、戦う前に結果というのは意識の高低によってある程度、決まります。


これまでは、スペインに勝つなんてとんでもない、ブラジルと引き分けただけで最高だとか、そういう低い意識が日本サッカーを覆っていました。


そもそもこれはサッカーだけの問題ではなく、日本人が日本国を語る時、我々が世界を引っ張っていくのだという認識を示せる人はほとんどいません。これがなぜ(WHY)なのかと言えば、その根拠を哲学的に示せる人がいないからです。


哲学的に示せる人がいないのは、哲学的に物事を考える習慣がない人がたくさんいる、ということを示しています。


しかし、五輪代表チームの選手たちはグループリーグが始まる前から、【勝てる根拠】について口々に語っていました。

技術が高まったとか、スピードが高まったとか、ゾーンディフェンスが機能したとかいう問題は些細な問題で、最も根源的な問題は、哲学的思考がそれらの総合力を高めたというのが本質的な見解だろうと思います。

つまり、心・技・体の中でまず”心(哲学性)”が芯を得たので、その中で技が磨かれ、最終的に試合を重ねるごとに”体”が進化していっているということになります。これは日本の武道の根幹であり、翻ってその武道の中心で金メダルを量産しなけければならない日本柔道が”体”にこだわり、”心”が全く空洞であるという問題にもつながってます。

試合に負けて泣くなど、本来、日本男児がしてはいけないことです。それを柔道選手がやっているので男子柔道の意識状態自体が当初から問題があったことは明らかです。逆に大津選手はスペインに勝って泣きました。男泣きとはそういうものです。


結果とは、単に意識を現象世界に投影する物理的法則でありますので、日本人の和力が本格的に稼動段階に入ったことを示していると思います。


これまでは自分が一歩踏み出せない怖れを人のせいにして連帯する原発利権連帯が、日本人の和力に巣食っていました。裏で合意を形成し、自分の考えを正々堂々と宣言できない人たち、自分が楽しければいい、楽ができればいい、辛いことはやりたくない、、、色んな業界にそのような風潮が漂っていました。


その怖れと高い意識を理解できない非哲学性が、戦後日本の悪弊でした。その悪弊を隠すために、自らが善の仮面wikipedia:ペルソナ (心理学)を被り、自分以外のものを理解しようとしない風潮を構築してきました。そのトリックは非常に巧妙です。


それが今、氷解し始めています。真の日本人、戦前までの日本人力が復活しようとしています。幕末の幕府軍もまさか幕府が崩壊するなどとは夢にも思っていませんでした。それは哲学的に今がどういう状態にあるのかを理解できていなかったからです。


自分のエネルギーと対峙することを怠り、善の仮面を被り自己正当化した場合は、何倍にもなってエネルギーのしっぺ返しがやってきます。武道やスポーツをやっている人は誰でも知っていることです。真実を見誤った慢心や傲慢はすぐに試合の結果として自分のもとに返ってきます。


私のところにも今、非常に高い意識を持った方々からご連絡などがあります。サッカーだけの問題ではなく、日本全体がそういう第三極の目を出す段階に入ったのです。これからが本番でしょう。


ただ、理解できないことは罪ではなく、罪は【理解しようとしない】ことにあるのです。福島原発事故の汚染水を海に流した時に、東京電力社員は『希釈されるから問題ない』と発言しました。なんという自己都合で身勝手極まりない発言でしょうか。我々が何万年と信仰してきた自然に対して『我ら人間はなんでもしていい』と言ったも同然です。


このような人間と同じ精神構造を持った人たちはたくさんいます。できないことの自己正当化、怖れによる自分以外のものの不可視、身勝手意識の自己解釈と自己連帯による身勝手パワー、、、できなくてもいいですし、頑張り過ぎる必要もありません、ただ子供が倒れていたら声ぐらい掛けようよ、のレベルです。少しの勉強と少しの想像力で今、あちこちに子供が倒れている状況というのは理解できます。


五輪代表のような若くて新しいパワー、たくさん生まれてきています。高い意識を持った方々は、古い構造にエネルギーを与えないことが重要です。”もっと私を見てくれ”、”もっと私を認めてちょうだい”という戦後エネルギーの断末魔は巨大です。だけどそれは『この衝動が自分の怖れから出てきている』とは言わない、言えないのです。まさにその宣言(アファーメーション)に問題があるのですが、直そうとはしない、成長したいと思っていない、そもそも問題が見えていないという多くの現状は真の意味でクラウド(雲)です。


このクラウドが出雲と関係があり、その雲を晴らすのは雷だということで今年初めから巡礼ワークを行ってきましたが、流れ的には的を得ていました。


ただ、予想外だったのは、早い段階から”内なる敵”を送り込んできていたことであり、タケミカヅチタケミナカタの何かと大いにつながっていたと感じています。火と水のアンバランスを狙うエネルギー、まさに獅子窟寺と星田妙見の関係は火と水の関係でしたが、そのバランスを意図的に崩した何かが、今の最低と最高が共存する極限状況を生み出しています。おそらく潮満珠、潮干珠と関わっていると思いますが、エネルギーが複雑過ぎて読めません。



それが私たちの元に去来したのは、4月の京都ワークの時に決定していました。そのプログラミングは驚異的です。



原発利権系エネルギーの苦しみの理解、これは今までもやってきたことではありますが、今月に入ってもう一段階上の理解が、多くのライトワーカーたちの哲学的理解の助けを得て進んでいます。その方々との話の中で”闇統合”という話が出てきましたが、一歩踏み出せない怖れを持っている人たちに対して、手を差し伸べるのではなく、距離を置き、光りと闇のラインを際立たせた上で”剣(つるぎ)という愛を渡す”というメタフィジカルワークの必要性が生まれてきています。


これにつながるためのこれまでのシンクロワークだったのかと思うと感慨深いものがあります。現段階で感情ワークをできないシンクロの流れワークにはシステムとして大きな脆弱性があることに気付きました。


前回ワークが、敦賀での国常立(国と子達)ワーク。そのワークの本質を準備段階から理解した人・できなかった人・理解しようとしなかった人、この分け目ライン、非常にくっきりとしています。何かが悪いというわけではなく徹底的に本心をさらけ出すということを基準として設けていなかったことに問題があると感じました。


その後の五輪代表サッカーの結果。子供たちの頑張り、私たちはそれに対して応えなければなりません。

グラウンドに入る時、ゴールをした時、胸の日の丸を握り締める、そんな意識がひとりひとりに必要です。


真の三位一体は、父・母・子。これが本当の妙見(明剣)であり、夏の大三角形。本来は夏の終わりに夏越の大祓があり、そして七夕。なぜ星田妙見ワークから表現することを控えられてきたのかの意味を深く理解できました。


私たちひとりひとりの心の中に存在する原発利権系エネルギー、、楽をしたい、自分だけ楽しみたい、わくわくすることだけをしたい、などの身勝手なネガティブエネルギーは誰にでもあります。その最終形態が原発利権に群がる人たちです。同胞が死んでも関係ない、私は私のことをやっている、、、いい加減にして欲しいと思います。その未熟な中途半端な自己防衛精神の裏側でどれだけの子供たちが犠牲になってきたのでしょうか。


それぞれがそのネガティブな状態を超えてホールネス、ワンネス、全体性へと回帰する状態へ向かっているというのはサッカー五輪代表が示してくれました。

「彼らは本当に良いチームだよ。彼らの姿勢は称賛に値する。日本のような戦いぶりが、この大会の基準になるだろう。彼らのような姿勢でプレーしなければならない。オレたちがこのトーナメントで到達しなくてはいけない基準はまさにそこなんだ」
英代表ベラミーが日本代表を絶賛「彼らの姿勢がロンドン五輪の基準」


べラミーが指摘してくれているように重要なのはテクニックや勝敗ではなく、試合前からの【姿勢や認識】です。その【姿勢や認識】を作るのが、哲学的思考です。その哲学的思考がないがゆえに原発利権系エネルギーは生まれます。

考えないことによって生まれる怖れや踏み出しのなさ、そしてそこから派生する負の連帯とコソコソ合意形成。原発利権系エネルギーの特徴です。


「明るさと軽さは紙一重。一歩間違ったら危ないと思っていた」
(スポニチアネックス)2012/8/5 9:02

OA枠の吉田選手はこのような素晴らしいことも言っています。どの業界にも通じること。楽しくやるのは良いことですが、本来の意味を見失ったり、何のためにそこに存在しているのかを理解しようとしなければ、どんな楽しみも軽さに変わります。




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