南宮アイアンハート⑧ 〜 不沈艦美大和 〜

kohya_hibiki+spirituality2012-05-29



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おはようございます。今日は曇っていますが穏やかな天気です。

皆さんのお住まいになられている地域のお天気はいかがですか?

世界地図で見ますと小さい国ですが、各地を巡礼していますと意外と広いです。この国は宇宙です。遺跡を全て守ろうと思えば、現代に生きる私たちが足を地面に着くことさえ出来ないくらいの夥しい数の先人の営みと遺産があります。


“生きる”とは少なくともそれら先人の営みに敬意を表することだと私は考えています。父母や祖父母に敬意を表することはもちろんのこと、それができるからこそ私たちは、遠い先祖にも敬意を表することができます。そのようなwikipedia:祖先崇拝を皆が取り戻すことができて初めて地域社会が再生します。



普通に生きることさえ難しい世の中です。皆、犠牲者とも言えるし、犠牲なんてどこにもないとも言えます。深刻になりすぎてもいけませんし、考えなさすぎるのも問題が生じます。


私たち大人ははっきり言ってどうでも良いのです(笑)あと数十年しか生きられないのですから。孫世代の私たちのために命を懸けて戦ってくれた先祖と同じように今生きる私たちが生きられれば孫の世代はよりよく生きられるでしょう。


戦艦大和とともに沈没することを選んだ偉大なる人柱の方々に思いを馳せながら海を見ています。

肉体が朽ちても地上に残る最も美しい愛は、自分以外のもののために尽くそうとした人間の精神です。“美”を突き詰めていきますと最終的にはやはりそこに至ります。

あまり深刻になってもいけませんのでのちほどまた楽しいことでも書きたいと思います。



前置きが長くなりましたが、事務所に戻り追記をしています。先日のワークで【居醒の清水】(トップ写真)にも伺っていました。

周辺部、蛇伝説が多いです。やはり、『鉄』と『水』の最終決戦、相容れないという段階を知ることも必要ですし、その上で戦ってなどいなかったと受容し合うことも必要なのだと思います。

ヤマトタケル尊と大蛇は戦ってなどいなくて、むしろ同体です。現地に行って感ずるところ。

赤色の川底。むしろ鉄分が水をきれいにしてます。これは葦に付着する鉱物のところでかなり考察しました(また時間がありましたらリンクします)

そこをちょうど蟹が横歩きをしていて、縄文時代から律令国家ができるまでの間の一瞬だけ華開いた息長氏一族の栄華も自分の頭の中を横きりました。

戦いのない時代なら、この鉄分を戦艦に変える必要はなかったのだけれども、戦いを終わらせるための戦い、悲しみの上に咲いた強さ、強さの中に咲き誇る繊細さと可憐さ、そしてその本当の美しさが積極的に支持される社会。戦前以前の日本人の美学や哲学に日々、感動せずにはいられません。

何千年何万年と守られてきた湧水、しかしあっという間に破壊された戦後67年間。まだまだ間に合う、やり直しと懺悔。

水道の蛇口(これも蛇)をひねると水は出てくるから、湧水は必要ない、というのは少しさびしい。思いやりと察しとは無駄なもの、無益なもの、無意味なものに目を向ける私たち日本人の特徴的な心性。


沈没しないための信仰、沈没しないための想い、沈没しないための笑い。




寝ても醒めても晒すボディー




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