カニの甲羅と亀甲羅 〜 仙酔島から見たコラー半島 〜

kohya_hibiki+spirituality2012-05-10



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Yさんが仙酔島へ行っていたということなのでそのお話を。

・1711年に対潮楼を訪れた従事官の李邦彦は、客殿から見た仙酔島弁天島の景色にいたく感動し、「日東第一形勝(朝鮮より東で一番美しい景勝地の意)」と賞賛した。元々、仙酔島という名前も”仙人も酔ってしまうほど美しい島”という意味である。またこの島には、日本で唯一ここにしかない五色岩がある。
明治天皇大正天皇昭和天皇今上天皇徳仁親王など、明治時代以後の天皇・皇后・皇族らが好んで何度も訪問している。
・「山紫水明」とは、江戸時代の学者頼山陽が、鞆の浦仙酔島を言い表した言葉。wikipedia:仙酔島

とても素晴らしい景勝地であると思います。

あまり知られていないかもしれませんが『崖の上のポニョ』もここが舞台だと言われています。

鞆の浦(この映画のモデルになったと言われている、広島県福山市の観光地。スーパー「2TOMO(鞆の津)」、「本瓦造船本社工場」、「沼名前神社」の幟、鞆の浦観光鯛網を髣髴とさせる場面などが劇中に登場する。鞆の浦埋立て架橋計画問題では、宮崎は「賛成派、反対派という立場では臨みたくない」と発言を避けてきたが、広島地裁判決での住民勝訴について「開発でケリがつく時代は終わった」とコメントを寄せた。wikipedia:崖の上のポニョ

現在、埋立て架橋計画は反対運動で頓挫していますが、一時の快楽で自然を売り渡そうとする方たちが、この国にはたくさんいます。それらの多くは先祖の苦労や自国の歴史を知らないことからくる煩悩です。

是非、多くの人たちが自分たちの国の歴史に興味を持ち、そして誇りを持てる国になるようにこれからも新しい歴史解釈で若い人たちにも興味を持ってもらえるように頑張っていきたいと思います。

ちなみに甲山にも過去、大規模な開発計画があり、それは完全頓挫しました。

1958年(昭和33年)11月に甲山にロープウエイを設置する計画が持ち上がり、市議会は1億1千万円の予算を可決、昭和34年秋に建設する事が決定した。そこで関西学院大学の教授らを中心に同年3月「甲山を守る会」が結成され、今東光、詩人の富田砕花、指揮者の朝比奈隆らにも協力を呼びかけ、厚生省国立公園部に5千名余りの署名を持ち込むなどの反対運動を行った。そのため、ついに計画は実現をみなかった。wikipedia:甲山

甲山や鞆の浦はなんとか守られましたが、跡形もなく消えてしまった悲しいパターンもあります。

琴ノ浦は毛見崎の付け根から現海南市側に広がっていた浜で、対岸の冷水浦(しみずうら)に向かって1丈程(およそ3メートル)の高さの大岩が並び、この岩に波が触れて琴の音のような響きをたてていたために「琴ノ浦」と称せられたといい、また日前宮の両大神が初めて鎮座した浜であるので、汚穢不浄の者を近づけず、もし禁を破れば祟りがあったというが(同書)、現在は埋め立てられて住友金属の工場関西電力発電所が並び建ち、かつての面影を偲ぶ事も不可能である。 wikipedia:濱宮

亀が夜光って出現して神鏡を持ってきたらしいですが、その亀に「毛」が生えていたらしいです。「毛」は、上賀茂神社の磯野波平さんにつながります。

亀は仙酔島につながります。仙酔島は亀と見立てられていたようです。

甲山に程近い六甲山付近にも神武天皇を案内した亀にまつわる話がありますし、意外とこの3つはカニの甲羅ではなく亀の甲羅つながりであるかもしれません。

椎根津彦命は保久良神社の南に位置する神戸市東灘区の青木(おうぎ)の浜に青亀(おうぎ)の背にのってこの浜に漂着したという伝承があり、それが青木(おうぎ)の地名の由来となった。吉井良隆は保久良神社について「椎根津彦命は大阪湾北側を支配する海部の首長であったとされ、西宮夷(兵庫県西宮市西宮神社(にしのみやじんじゃ))の奥夷社の元宮」と推測している。
wikipedia:椎根津彦

昨日あげた『三』の神紋の周囲は六角形で囲まれています。亀の甲羅を模していますよね。

『六』に関しては少し前にあられちゃん項で書きましたが、『36』もアツイです。ミロのヴィーナスにもつながりますし、寒川(相模一之宮と讃岐サンカワ)にもつながります。

相模がアツイのは河を挟んでスフィンクス祭祀があったことです。それが小野氏と関わっているだろうと推測されるのは、昨日の赤鬼の話につながります。鬼は斧(小野)を持っていますから、『36』のメタモルフォーゼというのは、カニとカメの甲羅合体のメタファーなのでしょうか。。高良大社、とても気になりますね。すごく信仰されているらしいですから。

朱智ワークの時に、突然コリー犬が出てきまして”コラーッ!”と吠えられた時は驚きましたが、その後コーラを飲みたくなったのにもアツクなりました。

なんの話かわからなくなりましたが、ロシアwikipedia:コラ半島の石はウチでも結構、取り扱いさせて頂いています。色とか質が非常に高くて私もお気に入りです。サーミ語の ゴウラー(?)「魚の豊富な地」からきているらしいですが、茅渟の海(大阪湾)も意味的には同じですよね。

その意味でいくと大阪湾でコラーと叫んでいるのは、地形的に和歌山の日前宮あたりでしょうか。今度伺います。明石ワークの時も南東のほうに見えました

やはりwikipedia:ミサキ信仰は深いです。昨年の秋分あたりの岩屋トライアングルで突き詰めました。そういえば、甲山でもカラスがクイナクイナとめっちゃ歩いてました。クイナクイナは京都平安ワークをご参照ください。


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