慶び長らえる女神軍神 〜 ワルキューレと共にヴァルハラ中ツ国へ 〜

豊臣政権は自己の権威の維持を図るために豊臣秀次が自害した文禄4年と豊臣秀吉が病死した慶長3年に朝廷に対して改元を要請したことが知られているが、朝廷はこれを拒んでいる。この時期(豊臣政権)の改元はあくまでも公家側と武家側の意見の一致が必要であり、それが成立したのが後陽成天皇即位に伴う代始改元の動きと豊臣政権による全国平定が重なった「文禄」改元京都などで地震が相次いだ「慶長」改元のみであったとみられている。wikipedia:慶長

時系列に見ていきますと下記のようになります。

慶長伊予地震         - 1596年9月1日、伊予国をおそった地震。M 7.0
慶長豊後地震(大分地震)   - 1596年9月4日、豊後国をおそった地震。M 7.0〜7.8
慶長伏見地震         - 1596年9月5日、近畿地方をおそった地震。M 7.0〜7.1
天変地異などの災異のため改元 - 1596年12月16日

科学技術が発達し民主主義が根付いていると言われる現在よりも対応が早いですし、対処も的を得ています。

改元しましたがその9年後にはwikipedia:慶長大地震が起きています。その地震のメカニズムですが、徳島県沖と房総沖の2ヶ所が同時に動いた奇妙な巨大津波地震です。千葉東部などの海岸地域には地震発生からわずか10分足らずで津波が到達したようで、地震動も少なかったため被害はかなりのものであったようです。

TVではこの房総沖のプレートと南海トラフは全く関係がないと言い切っていますが、全くの的外れではないでしょうか。上述したようにこの9年前には今城塚古墳を30数メートルずらした中央構造線内陸直下型連鎖地震が九州・四国・本州で連鎖して起こっています。つまり3.11後頻繁に動いている中央構造線付近の地震は近い将来内陸直下型の連鎖地震につながる可能性がありますし、その後、東海・東南海・南海の連動型巨大地震につながる可能性があるのです。この事象は全く未知のものではなく、これまでに何度か起こってきた地震大国日本の普通の姿なのです。

1605年の慶長大地震ですが、それを前後してwikipedia:出雲阿国のかぶき踊りが流行ります。1603年に京都でオクニが男装してかぶきを踊ると一世を風靡して遊女かぶきが大いに盛り上がりました。1607年に江戸城勧進歌舞伎を上演した後、消息がとだえたらしいですが、地震動の少ない巨大津波地震を体験しても当時の日本人は意外とあっけらかんとしていた様子が伺えます。

関が原の戦いの5年後なのでどちらかと言えば”いくさ”のほうが恐かったのかもしれません。

1923年の関東大震災も人類史初の世界大戦が起こった直後であり、激動の時代でありました。そして現在もまた地震が多発し、中東・朝鮮半島と有事が起こりかねない危機的な状況になっています。人類はまた権力によって破滅的な戦争を起こしてしまうのでしょうか。

しかも人類は今回、原発と核ミサイルという2つの核を巡って哲学的ハードルを超越しなければいけない時期にきています。これまでとは全く問題の質が異なるという点において後世の人々からは2011年3月11日の福島原発事故がその後の核を巡る様々な事象のきっかけになったと認識されるでしょう。原発があれば必ずそれは事故を起こします。核ミサイルがあれば必ずそれはどこかに発射されます。人類史を見ればそれは明らかです。人間の理性が正当に働き続けた時代などほとんどありません。しかし、そのような悪魔的な人類史においても鎌倉時代の仏教者や古代の修験者、はたまた弥生時代の巫女たちが一致連帯し非暴力の女神軍神を戴きながら軍事的支配にあがなった過去がどうやらあったように感じています。まさに今城塚古墳のピンクの石棺はそれを表しています。

非暴力であるのに私の中では軍神です。

非暴力・非戦争の時代を作ることは並大抵のことではありません。核抑止力の下でアメリカとの協定を結んでいる日本にとって現実的に非暴力を選択する余地はありません。有事が起これば法律的にも軍事的にも参戦しなければいけない状況になっています。しかし、そのような状況下にあったとしてもwikipedia:八紘一宇のような平和的希求のスローガンを現代でも掲げなければならないのではないかと感じています。

”八紘一宇”は戦争を推進するために掲げられたスローガンではありません。世界が戦争によって国を成立させようとした時代に『勤勉さと非差別主義』によって世界を構築しようとした平和的スローガンです。ただそのスローガンが後に”天皇が軍事的に世界を治めるのだ”という思想的改竄が為され、その解釈が広がっただけであります。

この大きな違いを認識できないということは形而上学メタフィジカル)が脳内で発達していないということになります。だからこそ過去10年以上クリスタルを用いてメタフィジカル活動を行ってきました。なぜならばそれが発達しなければ過去を正確に捉えることはできないですし、過去を正確に捉えられないということは未来をも正確に予測することができないからです。その結果がどうであったかはそれぞれの感じ方にお任せします。


知り合いの市民活動家が、『あなたはなぜそんなお金にもならないことを必死にやっているのか?』と言われるようです。逆に、<そんな拝金主義の方が本当に実在しているのか>と感じ、申し訳ないですがこれにはかなり笑ってしまいました。お金でしか物事を計れない人と”想い”で生きている人の間には大きな溝があります。日本史をつぶさに見れば私たちの先祖が1945年まで”想い”の連続で日本史を彩ってきたことを鮮明に感じ取ることができます。歴史を知らないとはなんと恐ろしいことでしょうか・・

私のところにご連絡をくださる方はそれぞれで”想い”を持った方たちばかりで私は本当に恵まれていると思います。

これからもそのような方たちと想いを重ね、大きな目標【Visionary ONE】に向かって進んで参りたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。


次回HMTワークは平和の女神軍神とも関わりがありそうな神社に伺います。共に時代を作っていきましょう♪