西宮エビス祭り 〜 嵐山外伝 〜

昨日はHMT西宮エビス祭り 〜 嵐山外伝 〜でした。

西宮の地場野菜専門レストランで行いました。素材が良いのでどう料理してもおいしい上に料理方法も上手なのでお酒を飲まなくても”酔う”ような感じでした。

ムーンライトいうwikipedia:バイオダイナミック農法のワインを<赤/白>両方を皆で頂きました。<赤/青>の問題も深いですが、<紅/白>の問題も深いです。

先日書きました白をビャクと読むのならば、紅白はコウビャクとなり、鉱脈とも響きがつながります。ミャク(脈)やニャク(若)というのは白を語源にしているのでは?と思いました。wikipedia:ミシャグジやヒシャクにもつながる響きです。

ちょうどククリヒメや月と若返りの話も出ました。wikipedia:変若水も参考に。

『高知らす吉野の宮は・・・』と詠まれますが、高知らすに掛かるのは大君であり、皇です。つまり、「高知らす」とは、皇が吐く(コウハク)わけであり、紅白(コウハク)なのです。一方で赤と青で紫、これは先日も書きましたようにwikipedia:紫微垣。そして白と青のギリシャカラーは讃岐にも。

wikipedia:青山高原には白山町なる地名もあるようです。このあたりの<紅/白/青>のトリコロールは、ほぼ鉱物種族と関係していると思います。

それと光は人間の目には白として認識されますが

可視光線は、太陽やそのほか様々な照明から発せられる。通常は、様々な波長の可視光線が混ざった状態であり、この場合、光は白に近い色に見える。プリズムなどを用いて、可視光線をその波長によって分離してみると、それぞれの波長の可視光線が、人間の目には異なった色を持った光として認識されることがわかる。各波長の可視光線の色は、日本語では波長の短い側から順に、紫、青紫、青、青緑、緑、黄緑、黄、黄赤(橙)、赤で、俗に七色といわれるが、これは連続的な移り変わりであり、文化によって分類の仕方は異なる。波長ごとに色が順に移り変わること、あるいはその色の並ぶ様を、スペクトルと呼ぶ。wikipedia:可視光線

本当は7色に分かれます。その最も短いものが紫、長いものが紅になります。それが交わると白になるのです。おそら古代人はこの原理を知っていて、「高知らす」とは、皇が吐く(コウハク)/皇白というのを使用していました。

太陽が白むというのももちろんそのプリンシプルを知ってのことです。弥生人は木を伐採しなくとも一山で最も強い一本の木で高杯(たかつき)を作っていましたから、光の本質を見抜くことなど造作もないことだったでしょう。

西宮戎の赤に纏わる問題や、明石の赤に纏わる問題はそのレベルで考えませんと、ほとんどわからないと思います。逆にそのレベルで考えますと甲山と廣田、戎さんが一直線に並んでいる事象が鬼気迫る感じで見えてきます。

南斗の踊りKO(Kさん)さんが夢で見たという【恵比寿=女神説】は、ストライクゾーンでした。別の方のセッションで進行しています【Yama=女神】ともつながっていて、この大地母神の復活がすごい勢いで迫ってきているからです。

wikipedia:大黒天大国主)は一般的に男性のシンボルとも言われます。そうであれば一緒に祀られることの多い恵比寿さんは女神であってもおかしくはありません。背負っている鯛はメデタイわけですから<芽が出たい>、つまり芽吹きの女(メ)が出たいということでもあるのです。赤はシルシであり、ホトでもあるわけですから、これら全ての事象が紅白(皇吐く)へと収斂されてくるわけでございます。

そしてこの会合に来られる前にYさんが行っていた二上山。角のような2つのピークを持った象徴的山。青鬼/赤鬼のようなイメージもきます。鬼とは何か?オニヤンマ。紅吐く、紅Yama。赤の月の女神カグヤ)顕る。

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