嵐山クリスタルパーミッション③ 〜 葛城のSANDとwitch 〜

kohya_hibiki+spirituality2012-02-07



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ワーク後は、鶏人(トリンチュ)という沖縄鶏料理のお店で乾杯したのですが、そこで少し北極星の話題に。。少し補足で、現在の北極星wikipedia:ポラリス (恒星)ですが、中国では勾陳(こうちん)と呼ばれていました。(勾陳第一星とか勾陳大星)

実はそのお店の扱っていた鳥も名古屋コーチン。そうです北極星なのです。全国にも川沿いに河内明神が存在しており、河淵の起源もあろうかと思いますがいずれにしても龍神ポラリスと北斗七星(龍)のセット、これは王道です。


この根源を辿っていくと淵から龍神が生まれたとするシュメールへとつながります。春分に飛び出し秋分に地底に帰るという信仰です。深淵神社なども存在しますし、讃岐一之宮などは淵を祀っています、かなり古い信仰*1です。

つまり、これが”裂け”であり”酒”。松尾大社の磐座も裂けていました。サクヤ姫イヤサカ。昨日、松尾/梅宮の天の川信仰に言及しましたが、やはり北極星信仰の痕跡が見られます。摂津ですが住吉大社にも北極星信仰に纏わる重要な話があります。


ポラリスは実は三重連星なのですが、ひとつの伴星は明るい星に隠れて肉眼ではほぼ見えない状態になっています。1929年に初めて明らかになった事象ですが、もし仮に2000年ちょっと前にポラリス北極星の地位に登りつめる時に古代人がそれを三連星として認識していたとしたら世界のあらゆる古代史観は大きく覆りますよね。三位一体の起源になりえますし宗像三女神のルーツにもつながるからです。


また、今回このポラリスギリシャ語でフォエニケ(Phoenice)と呼ばれていたらしいですが、これはフェニックスとほぼ同じ発音と綴りなのでフェニキア人が北極星を不死鳥(フェニックス)の象徴としていたかもしれないという妄想伝が広がっております。光るものはなんでも同じだったんですね。


トップ画は、今回の嵐山ワークに際して出てくるインスピレーションを元に私が原画を描いてPさんに色をつけて頂いた絵です。ちょうど左上に富士山に鯛という構図がありますが、それが愛宕山であるという想いがフツフツと湧いてきています。しかも鯛がひとつ乗っかっているのでwikipedia:太一


天御中主とも虚空蔵とも言うことができますよね。だからこそこの周辺は十三参りが盛んなのです。太陽と星は同じ光物で習合しましたから、天皇大帝が構築されていく頃の洛西の様子が伝わってきますよね。太一の前はミスラ的なものが載せられ、その前はもう少し違うものがあったと思います。

少なくとも京都盆地において愛宕山はいつの時代も中心的存在であったと感じました。


松尾大社は西の果てwikipedia:白虎の位置に存在するのですが、ビャクという読み方は非常に怪しい感じがします。白とも百ともとれるからです。ひとつ(剣)を誤魔化しているのは愛宕山(太一)を巡っての何かがあったのではないかと推察します。wikipedia:白夜もビャクヤと読みますが元はハクヤだそうです。

このwikipedia:リエゾンの仕方はおかしいですよね。白夜は沈まない太陽を意味しますが、先日訪問した住吉も沈まない太陽を祈るかのように西を向いています。しかも<墨良し/澄み良し>でマダラを意味しますが白虎もマダラです。帝が御角というのはその時書きましたが、私の絵の中でも住吉の御化身が沈まない太陽(不死鳥)を支えているのです。本当は朱雀が北なのでは?と思ったりします。


これには思い当たることがあって先日、玄武型の雲を南の空に見ました。朱雀が北になるとあまりにもスサノオと響きも本質も重なるのでまずかったのでしょうか。おそらくこの北の鳥信仰はタケルの白鳥信仰であるでしょうし、べガが北極星であった頃の白鳥座(ゼウス)の信仰であると思います。何かそういうゴタゴタがビャクのリエゾンの中に見えます。

ランチはブルーオニオンさんで頂きました。サンドウィッチがとてもおいしかったです。カツサンドを頼んだ方がおりまして桂(勝浦)でカツサンド!ストライクでした。

wikipedia:サンドイッチは、「サンド(砂、sand)とウィッチ(魔女、witch)」以外、どんなものでもパンにはさんで食べられるということから命名されたという説もあるらしいですが、松尾大社の砂に非常に惹かれました。結局、塩にしましたがやっぱり何か砂金とか砂鉄とかと関係があるのではないかと思います。そのインスピレーションが濃いです。来いです。来・雷・礼でライララライです-o- ゴーレムが砂金をばら撒いているイメージも・・・それを少彦名が拾ってる。。

桂川の歴史国土交通省

保津とは火津のことであると思われ、いずれにしても星との関係が強いでしょう。wikipedia:最御崎寺が金星を祀り「火の岬」を意味するようにホツは太陽よりも早く昇る明けの明星・天帝の赤星(金星)のことです。wikipedia:ミサキが帝であるのでホツミサキは天帝の先導者。言ってみれば誰よりも早く輝き、誰よりも遅く沈むミカエル/ルシファーの写し鑑。


丹波湖開削は当然のことながら国家プロジェクトであったでしょう。つまり天帝の水を飲むことによって永遠に落ちない不滅の太陽(橘)と同化し民を統べていくということです。それまでの神の代理・神官型統治(シュメール型)から現人神統治(エジプト型)へと統治機構が塗り替えられたのでした。太一・太白、、、いろんなものが出てきますね。

愛宕山を開山したのは秦泰澄(+役小角)と言われていますから天皇大帝を全国に知らしめていくために愛宕山の太一は、かなり持ち上げられていたことと思います。

しかし意外と中国の星信仰は都合が悪かったのか反動が大きかったのか<秦/鴨/葛城>の嵐三人衆は歴史の表舞台から姿を消します。残した宗教遺産は大きくその後の仏教鎮護国家のベースになっていきました。



Lord of the Rings Medley- Lindsey Stirling

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*1:そういう意味においてはwikipedia:河内風穴もとても気になります。古代はかなりの信仰があったと思います。