アクエリアンマーケットリプレイス

最近は歴史の話題が多いので、私のことをつかみどころのない歴オタと思っている方もいらっしゃるかもしれないので、今一度変遷を少し説明申し上げておきますと、元々は経済/経営専攻で、経済思想が専門です。

そこから哲学・ニューエイジ・古代史へと進んできました。スコットランドのアダムスミスと石田梅岩などがユーラシアの東と西で同時に経済学を勃興させたというのは非常にスピリチュアルな現象です。

アダムスミスは『神のみえざる手』という後の世の人々が萌え過ぎる言葉を生み出し、石田梅岩などは1990年まで続いた日本経済思想の原型を作りました。この時、既に市場を原理に任せるのか(市場原理主義)倫理管理するのか(市場管理主義)の双頭の龍が顕れているのですが、この2つを対象化し、この2人の経済思想を超えようとする人たちは世界にまだ出てきていません。

私たちがまず論じなければならないのは、明治時代に移入した近代国家システムが現在においても妥当性を保持しているかどうかであり、近代国家の中身をどう作り変えるか、ということではないのです。日本史を少し勉強すれば明治時代の近代国家システムはヨーロッパ諸国からネタを仕入れてきて外国産のスシネタでスシパーティを開いたらたまたま評判が良かっただけだということはわかるはずです。

それを官僚たちはこのシステムが延々と続くと思っていて(wikipedia:科挙参考)、政治家たちはこの国家システムの中で政策を議論するのが政治だと思っている、という状態なのです。これはあまりにも可哀想なレヴェルであります。

例えば、鶏のwikipedia:ブロイラーのシステムを日本に移植して、たまたま上手くいっていました。何年か経つと何をやっても立ち行かなくなった。皆、ブロイラーが存在することを当たり前と思っているので、ブロイラーの存在自体を懐疑することができません。

これは何度も言っておりますように、目の前の現象を当たり前だと思い込んでいるから、物事を俯瞰し、新たな視座を獲得できないのです。これは経済学でも政治学でも哲学でも神智学でも科学でもなく、スピリチュアルインテリジェンスによって解決できます。

だから私はこの業界で10年以上この仕事をやっています。物事を俯瞰し、高い視座を獲得するだけで如何なる学問よりもそれが力を帯びていく時代です。

経済合理性は『物事の価値』に収斂されていきますから、魂のレヴェルでこれまでの社会資本に投資することを拒否していたとしても思考レヴェルでそれがどこを目指しているのかを理解することができないから、不安や焦燥が増大します。これがスピリチュアルクラウドです。これを何によって解決するかと言えば、先日も書きましたwikipedia:賀茂別雷命です。

来月はそのあたりも含めたワークからスタートします。頑張っていきましょう♪

ご返信お待たせしている方、申し訳ありません。順次させて頂いております。



The Corrs - Dreams (Unplugged)
懐かしいコアーズでも^^生は良いですね。観客との垣根がないので理想的です。

人気ブログランキングへ

Visionary ONE ホームサイト

Visionary ONE 携帯版

〜☆引用と著作権について☆〜
出版物の著者の方は、引用元(著者/ブログ名/記事名)をご明記下さい。当ブログ記載の事柄は引用以外は全てオリジナルですので、孫引きなどもご遠慮下さい。また当ブログの内容を引用して古代史ワークショップを開催したり、メールマガジンで流用するなどの行為もおやめください。個人の方については通常の引用で結構でございます。ご自由にどうぞ。