東経135(ヒミコ)度 火留の証 喜火の六合

他の場所に用があったのですが、電車を間違えてしまい明石に到着したので少し計画を変更してずっと気になっていたwikipedia:柿本神社 (明石市)に行ってきました!

明石駅を降りたらカモメがお出迎え。明石城のお堀でハトと一緒にいました。珍し過ぎると思います。こんなに近づいても逃げないカモメなんて。カモメには賀茂がはいってます。賀茂氏のルーツにフェニキアが入っているとしたら彼らが神格化した鳥は、鴨というよりむしろカモメかもしれません。そういえば大避神社近くの千種川にもカモメがたくさん戯れていたことがとても気になっていました。

人丸山・柿本神社

ここの玄武がすごいことになってます。タ,タベラレチャウ!キャー!ダレカ!タスケテーぐらいの大きさでした。手水も玄武。坂を上がって来る時も妙見宮がありましたから、完全に北極星信仰ですよね。なぜ?

その答えは『天離る(あまさかる)夷(ひな)』という言葉に隠されている気がしました。もう一度、瀬織津姫の別名をおさらいしておきましょう。撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかいつひめのみこと)です。

天離(あまざか)る 鄙(ひな)の長道(ながぢ)を 恋ひ来れば 明石の門(と)より 大和島見ゆ wikipedia:柿本人麻呂

高天原から遠く離れたこの大地(葦原中国)で生を受け、長い人生を歩んできたが、やっとこの明石の戸よりイザナギイザナミ両神が降り立った淡路を通って真の大和(高天原)へと帰還することができるのです。 それはなんと喜ばしいことでしょうか。

上のリンク記事にも書いたように『何かに向かうことこそが身体に火を起こす』というのは淡路(高天原)に向かうということが、日本人の身体に火を灯すということが暗示されているのです。それが東経135(ヒミコ)度のメタファーです。

境内から南を見ると楼門の窓から淡路島がすごく近くに見えます。人麻呂が「人生まれる」と言われたのはこういうことか。なぜ淡路島が日本神話の始まりなのか。柿本神社に行けばわかります。その横には標準子午線上に立つ明石天文台

電車のホームにある有名な東経135度線を独り占めしました!この時だけ私が最も日本の標準時刻を刻んでいたことになります。皆さんは少し早いか少し遅い時間を刻んでいました。標準子午線については以前、詳しく書きましたのでそちらも参考にしてください。

なぜ午をゴと読ますのでしょうね。牛頭天王馬頭観音は深い関わりがあるのでしょう。

とにかく今日は良い天気でした。太陽から波動拳が出ています。



Enya- One By One
『One By One』というのは深い意味がありますよね。本来は”ひとりずつ”などの意味ですが、さらに言うならば”一人一人によって成り立つ世界”、”ひとりひとりの感性が大切にされる世界”などという意味も含まれています。人間の魂が火を留める事によって人となったというのはイクドのほうで言及しましたが<灘の一つ火>の例をとってみましても、かなり広範囲な文化基盤を持っていたとことが伺えます。3.4日前にブレスを作って今ページを作成中なのですが、それともつながっていて怒涛のシンクロですよね。12月10日の月食からポジティブパターンとネガティブパターンの2つのトキが進行していて、どっちに転んでもおかしくないような状況なのですが、現段階で冬至の太陽神のほうが強くなっていることを考えるとスサノオ-サスラヒラインは消えつつあるかなという気はしますが、単にそれは持ち越しに他ならないので根本的な解決にはなっていないんですね。

イザナミは、「私はこれから毎日、一日に千人ずつ殺そう」と言い、これに対しイザナギは、「それなら私は人間が決して滅びないよう、一日に千五百人生ませよう」と言った。wikipedia:神産み

私たち現代日本人は決して新たな文明を生み出していません。先人たちの遺産を食いつぶしているだけで、内側にイザナギの強さというものがまだ生まれてきていません。それが整ってきた時が本当のポジティブパターンへの移行の時になります。つまり危機は去ったということです。今日とは違う明日、明日とは違う明後日をそれぞれの『One By One』で皆が創造できていった時に日本は変わります。そこに主体性があるのです。ただ、主体性があってもそこに大きな理想がなければ主体性は大きな力になりません。東西南北天地の六方向が重なることを六合(クニ)と呼びます。6つの全ての方位に通ずる道に喜びがあります。
wikipedia:六根清浄どっこいしょ。タコツボと笑いのツボと身体のツボ。さて、どれが一番大事でしょうか?答えはもちろんドツボです。ドツボにはまってドッピンシャーンでドンドコショ(六根清浄)


人気ブログランキングへ

Visionary ONE ホームサイト

Visionary ONE 携帯版

〜☆引用と著作権について☆〜
出版物の著者の方は、引用元(著者/ブログ名/記事名)をご明記下さい。当ブログ記載の事柄は引用以外は全てオリジナルですので、孫引きなどもご遠慮下さい。また当ブログの内容を引用して古代史ワークショップを開催したり、メールマガジンで流用するなどの行為もおやめください。個人の方については通常の引用で結構でございます。ご自由にどうぞ。