九留実から顕れた半月のルーン

HMTのAさんからクルミメッセージを頂きまして、963(くるみ)から369(弥勒)、99へとつながりました。369を足すと18、半分に割る(wikipedia:くるみ割り人形)と99。これは陽が重なる最大数・ククリの99。このブログを始めたのが重陽の9月9日。

実は、月食前から半月が気になっていたので、ここでくるみ割り。陽というのが太陽だけでなく月の陽も含まれているのではないだろうか。日本で言うところの妖精。この『妖』も月の「陽」の可能性があります。

げつようび、かようび、すいようび・・・全ての日に「ヨウ」が入っています。綺麗過ぎる月を見ると酒に酔ったような感じになりますが、『酔う』もヨウ。そして月見酒。

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369はピラミッド型。上から降りてくるものを弥勒、下から上がっていくものを胡桃。9の上に6を重ねると半音ずれるから甲高い地へ到達するためには、やはり半音が必要(ピアノの鍵盤を参照)

ミロのヴィーナスで有名なwikipedia:ミロス島は13000年前に黒曜石が取引されていた。ちょうどベガが北極星だった時代

日本では、九州の姫島、信州の霧ヶ峰付近、伊豆の神津島、栃木、北海道の十勝が産地であり、同じように取引されていました。黒曜石と同じレベルで取引されていたものに讃岐のサヌカイト。それぞれの地に残存している雰囲気を洞察してみると女神信仰の地盤は確実にあるでしょう。ミロク(369)とミロ(ミロス島)、姫(コウ)はつながっています。

369を逆にすると963。96は黒(黒曜石/黒龍)につながっているでしょう。36(ミロ)がヴィーナスであれば、96(クロ/クル)は地底からの使者。スサノオという感じでしょうか。全国各地に白龍と黒龍を祀る事例がたくさんあります。黒龍が黒曜石時代の宗教意識と関係があるのはほぼ確実でしょう。そこに姫という文字が冠せられているのはすごいこと。原始イスラム教の三女神は黒曜石の女神たち。

岐阜の実質的一之宮・wikipedia:伊奈波神社。震災直後に訪問しました。因幡の白兎は本当は素兎ですけど、白と素はつながっている。そして白と黒はつながっている。

伊奈波神社黒龍大神。ものすごく暗い場所を祀っています。古代、森は黒かった。wikipedia:ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテが晩年過ごしたのは黒い森。緑の党の発祥の地wikipedia:シュヴァルツヴァルトでもあります。黒い森は豊かな森。

竹生島黒龍大神、黒龍姫大神

そして竹生島の白巳大神。


『上からか下からか、白(36)黒(96)はっきりつけようじゃないか。。。』


本来は上から降りてくるエネルギーか下から突き上げるエネルギーかを判別するサニハの文化であったと思います。これはwikipedia:盟神探湯にも継承されています。クガタチのタチは国常立のタチ、太刀のタチ、断ち切るのタチ、立たせるの立ちと関係があるでしょう。それとオトタチバナ姫とも。クガはソガとの対比の中で導き出せるでしょう。盟神探湯は単なる当て字です。古語のダブルミーニング手法の現象の形容を表す方が採用されたのだと思います。本質は<九我断ち>か<九我立>です。

つまり、現象世界の肉体というレベルから脱し、祭政一致の巫女として政治家として九(空)の本質に到達しているのかどうかをサニハ(審判)するための裁判です。『空』の意識に到達するためには内部的に『火』と『水』のエレメントが調和していないといけないので、『火』と『水』のエレメントが調和した<湯>で火傷を負うはずがないという論理的思考からこのサニハは行われました。確かに空につながる時はクンダリーニがクラウンにまで上昇しマインドが「湯」になりますので、正確無比な宗教意識です。

アイヌ民族の間でも「サイモン」と呼ばれる盟神探湯が行われていた。方式は日本本土とほぼ同じである。wikipedia:盟神探湯

wikipedia:サイモン&ガーファンクルなんていうロックバンドもありましたが、そのサイモンではなく、サイのモンですね。サイはサイの神とかサイの河原、狭井神社のサイ、三枝「さいぐさ(ユリ)」のサイなどと同じです。

クルミから半月のルーンが顕れています。2700年前の北陸の栗のウッドサークルは半月状に割られています(読売新聞)

直径約五十センチのクリ材を使った柱根(柱の根元の部分)が出土した。クリ材は縦に割られ、上から見ると半月状になっている。約二千七百年前の縄文晩期のものと分かった。

「そもそも柱は半割りではない。半割りしたものをさらに半分に割っている」。確かに、見つかった柱根は芯(しん)の部分を外して割ってあり、半月というよりも三日月に近い形をしている。多くの研究者は、腐食による強度の劣化を防ぐため、芯の部分を取り去ったのだろうと考えている。だが、西野課長は「丸太を縦に四つに割れば、板材と円弧面のある柱材がそれぞれ二つずつ得られる。柱材と柱材の透き間に板材を立てれば、直径六メートルの巨大な柱になる」と想像を巡らす。クリ材は切り倒した直後は白いため、“白い巨柱”が出現することになる。
(1)縄文のなぞ秘めるウッドサークル(読売新聞)

ヘイムダルの恩寵記事でも詳しく書いています。九州に久留米が、東京にも東久留米市があります。



サカナクション/『バッハの旋律を夜に聴いたせいです』

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