満つる不滅の磐石心 〜 舞う花びらと流れる鱗は不滅の櫛 〜

川をセンと読むのは結構、見落としていたかもしれません。『山』と『川』の違いは、一本のセンですが、両者ともセンと読みます。センに関することは以前、書きました

大川(wikipedia:旧淀川)もダイセンと読める。川にセンを足すと大山。大に十を足すと本山。漢字には昨日書いていたような「天が満つる」ような造形がある。『十』を「つなし」と読むようです。ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ・・・ここのつ、と、ツがついていますがトオだけツがないからです。ツは津であり、筒なので星ですよね。九までは星を数えますが、その後はビッグバン(割れ)になるようです。そもそもwikipedia:住吉三神イザナギの禊によって、【竺紫(つくし)の日向(ひむか)の橘の小門(をど)の阿波岐原(あはきはら)wikipedia:神産み】で生まれましたが、ツクシとはチクシであり、竹四です。つまり、四方が竹(嶽)によって囲まれていることを意味しますから、竹生島のような島ということになります。日向は一般的に言われているように「東」のことを意味していると思います。阿波岐原は阿波や淡路島と関係しているのは確実でしょうから、イザナギは禊をしたのはいずれにしても近畿から九州の間ということになるかと思います。

橘は向かって左だから西ですよね。私の勘ではおそらく左近桜が日本最高峰の富士山で右近橘が西日本最高峰のwikipedia:石鎚山であると思います。弥生時代から三位一体信仰の痕跡がありますし、石鎚は元は石土(いわつち)なので不滅の信仰が強いです。延喜式神名帳にも「石鉄神社」と記されています。また、スクナヒコナの伝承が色濃くこれもまた橘と同じく不滅の信仰であろうと思います。

その右近と左近を吊るし上げるのが、不死身(富士見)の大王(アメノコヤネ春日権現」)ということになろうかと思います。これが本当の天が満つる(美鶴)信仰でしょう。東と西、どちらか一方ではなく両方が一緒に上昇しないと鶴は飛べません。ツルはミツルという響きの中から生まれます。だからこそ月と鶴なのです。

鳥居に屋根(アメノコヤネ)がかかった京都山科の岩屋神社。

例えどんな未来が来ようとも不動の磐石心で。
地に足をつけることも必要ですが、飛んでいれば足元は揺れないとも言えます。「笑い飛ばす」「痛いの痛いの飛んで行け」など、飛べば付物がとれる。思考パターンもそうです。右脳と左脳の両翼のバランスが取れればソウルは飛躍します。要するに以前も書いたようにバランス(中庸)が大切なのです。どちらか一方が優れているわけではなく中間地点にいることがあらゆる才能を開花させてくれるのです。それが自然に<愛と感謝と祈りと笑い>につながっていきます。これが大和であり、元糺であり、大文字の精神であります。人という字は合掌でもありますし、翼でもあります。そこにセンを入れると『大』。台とも書けますし、鯛とも書けます。男性性と女性性のバランスが取れればメデタイ、産まれる、鯛は胎。産まれてくるのは赤ちゃん。赤い・明るい。鯛やタコと同じ。『明』は、日と月。『胎』は、月と台。

日本一大きい舞子六神社のwikipedia:大黒天さん。今年の7月に訪問しました。ご返信お待たせしている方、申し訳ありません。明日させて頂きますね。



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