本来の大神さま 八十八の手順 『米』の全方位への光

なかなか時間がとれなくて2日も休んでしまいました^^;すみません。

1昨日の月食はいかがでしたか?最高のシチュエーションだったので楽しまれた方も多かったかと思います。ほとんどの場合、時間帯や天候の関係できれいに見えないのですが、1昨日は最高でしたね。近くにあるオリオン座がとても印象的でした。

9日に天馬のインスピレーションもあり、急遽wikipedia:大阪天満宮に行き、10日は月食、そして11日は神戸のwikipedia:北野天満神社に行って参りました。

少し曇ったような感じで裏取りが本調子ではなかったのですが、今日から完全回復したような感じです。どこかで入ってきてたものが弾けましたね。小野・矢彦神社石上神宮関係だと思うのですが、いずれにしてもオグマ系(ロゴス)のものです。

本質へのUターン 〜 ダグザの大釜 〜で時間がなくて書けなかったのですが、wikipedia:トゥアハ・デ・ダナーンにも載っているように女神ダーナ瀬織津姫系)とオグマ(一言主/事代主系)の間にwikipedia:ダグザという神がいます。

生死両方をもたらすことができる棍棒と、気候や豊作を招いたり人の感情をあやつることができる竪琴、そして無限の食料庫である大釜を所持している。 異常なまでの粥好きであり、しばしば痛い目にもあっている。wikipedia:ダグザ

釜と棍棒と粥というのは日本でいうところの完全な鬼ですよね。土佐神社に両脇に事代主(オグマ/ロゴス)と大国主を置いて真ん中に西御前という神が祀られているので、夏至ゆえにロゴス 〜金星の顔面通過〜記事で書きましたようにダグザはある程度、大国主ということもできます。ダグザもあらゆるものの父と呼ばれています。

大国主にはたくさんの神話の父が重ねられていますね。今までのものをまとめると、北欧神話のオーディーン/フレイ、エジプト神話のオシリス、そしてケルト神話のダグザ。もちろんこれは縄文があったからこその寛容性なのです。

話を元に戻しますと

俗説に平清盛福原京遷都の際に北野天満宮勧進したともあるが、『西摂大観』によれば「小野」の北の傾斜地というのが地名の由来であるという。宇治野、平野、夢野などと共に神戸七野の一つに数えられる。北野天満神社の境内には行者塚と呼ばれた古墳があって山伏から信仰を集めたが、明治22年市道工事で一部が破壊され、土器や鉄器が出土した記録がある。wikipedia:北野町 (神戸市)

ということなので神戸の北野天満神社が京都から勧請して始まったということはないようです。兵庫県には巨大な小野の文化がありますので、それらの関連の中で北野の謎は解いていかなければならないと思います。

高知にも式内社・小野神社があり近くには北野があります。そこは白山信仰です。つまり北極星信仰なのですね。これは何度も書いてきましたのでここでは割愛しますが、道真の梅も牛も吉祥天の北極星信仰です。小野が斧になっていったということも付記しておきます。釜は父と金が融合してます。これだけでも大国主の色彩は濃いですが、釜の機能性の部分を突き詰めますと、『火』と『水』を融合させてお湯を生み出すこともできますし(エレメントワークはFive Element Workers (FEW)まで)そこに穀(国)を入れて煮ることもできます。我が国が五穀(牛国/五国)豊穣の国だということも思い出してみましょう。穀そのものは男性神かもしれませんが、それを提供するのはミケツ神(wikipedia:御食国をご参照)でありwikipedia:オオゲツヒメという女性神の色彩が濃いです。保食神であり、豊受神です。ミケツはまた、三狐でもあります。二見興玉神社の天の岩屋記事で書いたような気がしていたのですが、ないのでもう一度書きますが(別のところに書いたのでしょうか、確かどこかに書いた覚えがあるのですが、、)

三宮神社は、元は現社境内の天の岩屋の中に祀られていたが、文禄年間に岩屋の外に移された。1910年(明治43年)に興玉社本殿に合祀された。古い参詣記には三狐(さんぐ)神社などとも記される。wikipedia:二見興玉神社

三狐はミケツであり、稲荷信仰の原型でもあります。昨日たまたま鴻神社のことをKYさんからお教え頂きましてそこにも三狐稲荷神社(さんこいなりじんじゃ)があります。コウノトリと蛇と狐の関係はあまり明らかになってもいけないところなのでブログには書きませんが、かなり深いものがあります。豊受が外宮であり、外宮神官・度会春彦に育てられた道真。そして道真が気に入っていた讃岐のおにぎり山ピラミッド飯野山外宮から一直線に伸びる月夜見宮への参道。月がゲツと読めること。ケツが狐であり、桃であること。伏見稲荷の南は桃山。飯を作るのは稲。稲荷は稲。稲を成長させるのは雷(稲の妻・稲妻)。雷さまは菅原道真。1昨日は月食



月により天が満ち 雷(ライ)は来(ライ)となり 飛来(火雷)する

飛来によって灯された火雷は 地の霊ノ本になり 地上の草草を凪らせる

草草の人々は 本から十字を 来からも十字を受け取り

本来の『大』と『米』をミケとして再び天に還す

大米は大神となり 霊の本を 十和(永遠)に守護する



(Hさんから「本-十=大」のインスピレーションを頂きました)



AIR】 鳥の詩

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