日出る処アナトリコン 〜 柿の根元のオクトパス 〜

「誤るのが人間である」(古代ローマの金言)wikipedia:ラテン語

昨日、ちょうど【ラテン語-日本語】辞典を見つけたのですが、発音記号をふってないので微妙な感じで辞めました。欲しいのは【ギリシャ語-日本語】辞典です。

以前サラ過ぎてペレ来たるらし地の富士山記事で、ギリシャ語と日本の古語との関係を書きましたが、追加で。

昨日、右近/左近について書きましたが、スペイン語に『Vaya con Dios(バヤ コン デイオス)神と共にあれ「さようなら/気をつけて」』という言い方がありますが、コンは結構、これに近いと思います。

ギリシャ語のアナトリコン(日出る処の意味)のコンも同じようなWith的な意味になるでしょう。アナトリーが東を意味するので、アナトリコンは”東と共にあれ(blessing with East)”、つまりは、日出る処ということになるのだと思います。

アナトリーをさらに分解するとアナがup,on,again,apiece,を意味するようなので

トリが3を表す(トリニティの原型)ことと合わせて考えますと”ふたつとない3という聖なる東の太陽よ、栄光あれ!”というふうに解釈されます。

日本語の穴が古代において御生れ(みあれ)の象徴で、それが三角形をしているのは、まさにこのアナトリコンと同じ意味を持っています。つまり、穴から日嗣の皇子が生まれてくるわけであり、それを龍穴として祀っていたのです。大国主が大穴持と呼ばれる所以はここにあるのです。

長江文明では鳥と太陽の文化があり、古代大和で3が太陽を表し、鳥をトリと読ますこと、ヤタガラスが3本足であることはこのことと深く関わっています。簡単に言うならば、アナトリコンは穴鳥魂ということができます。

2年以上前に江ノ島巡礼ワークをした時に水の魂を持つ方々が集まり、瀬織津姫-磐長姫ラインを導き出したのですが、その時ちょうど小山がせりたっているところで何かが気になって皆で立ち止まっていたのですが、それがひょうたん型島・江ノ島のクビレ部分であることが今日わかりました。実は江ノ島も昔、江ノ島龍穴と呼ばれていました。

この聖なる数字『3』に関することは何年も三体妙見として追ってきました。これまでは北極星としての三体妙見でしたが、太陽も重なっています。

東国三社にその痕跡が強烈に残っていることと、茨城県の大洗に凄まじい太陽信仰が残っていることを思い返せば、東日本大震災後に大洗海岸に巨大な渦(アワ/太陽)が出たことの隠喩も理解できます。

震災から遡ること半年前、東国三社のある場所で岩によって鎮められていた黒い怨霊たちが一斉に飛び立ったのは、ヤタガラスという黒いミサキであったのでしょう。

MOTHER EARTH 曰く記事で一連の流れも書いたようにハナを咲かせるというのが、聖数『3』の太陽アナトリコンの再来であったかもしれないです。なぜなら、白山姫と白髭大神よりも先に出てきたのが3つのピークを持つ鳳凰型の山だったからです。2005年4月10日がひとつの大きなスタートでした。

この時生えていたキノコがラグナロクを表しているというのも震災の半年前の多度大社巡礼で理解し、震災月前月のヘイムダルの恩寵記事に詳しく書きました。

龍穴がなぜ三角形なのか、そしてそこからなぜ御生れ(みあれ)なのか、またヤタガラスがそれとどう関係しているのか、全てがアナトリコンによってフェニキアフェニックスによって補足されるのです。

オクトパスは、ギリシャ語のオクト(ウィキ)からきているのですが、ヤマトオグナ(タケル幼名)のオグがこの『8(オクト)』であるということも付記しておきます。つまり、スサノオが退治したヤマタノオロチ古代ギリシャ/古代エジプト文明を融合してできていた山台国(ヤマタイコク)の象徴なのです。

オクトパス(たこ)は八本足であり、たこは明石です。オグナの証しが明石にあるのは、wikipedia:柿本人麻呂に隠されています。人麻呂は「火止る」「人生まる」とも言われており、火と人の暗号が隠されています。柿の根元になにがあるかと言えば、柿八年という暗号があります。桃栗三年の暗号は既に解けようとしています。正月飾りに使う回青橙は7回生まれ変わります。つまり8回の生を受けるのです。それが、正月飾りに使われているのに、8本足のタコが神格化されなかったはずがありません。タコの文化はおそらくオロチ神話以降タブーだったのです。それを知った人麻呂は暗号を記したというわけです。彼の詩よりもむしろ名前に全てが込められていると言っても良いでしょう。

彼の「おほきみみつのくらゐ」「おほきみつのくらゐ」は、大王三つの位/大王満つの位とも書くことができ、山台国時代からの正当な皇族であったことがわかります。

卑弥呼共立された女王であることに関心を寄せる人はいません。共立の裏に隠れているのは民主主義です。フェニキアがローマに敗北したのは中央集権を持たない連合国家であり、民主主義色が強かったためです。邪馬台国とはそのような民主主義的連合国家です。



天の祷り(祈り) 地の贖い - 志方あきこ

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