年老いた者も 年若き者も活かされる社会

今日は、近場でダンスの方々と会合をもちました。お会いできた方々、ありがとうございました。また、よろしくお願いします。

4年前の11月に次なる社会のビジョンということでレムリアンリゾナンスをはじめまして、それまでやってきました市民活動とスピリチュアル活動を融合するような流れにしましたけれども、それを理解される方が少なく、色々な紆余曲折がありました。

よく考えてみれば、津波の夢を何回も見させられていなければ、私もここまでの危機感をもって取り組んではいないですし、国家存亡の危機だとは思ってはいなかったと思います。

これは声を大にしてお伝えしておきたいことですが、東日本大震災は終わりではなく始まりに過ぎないということです。

その始まりの中で適切な処置を怠れば、後々の回復が2倍も3倍も10倍も20倍も遅れることになります。そういう意味において、今を生きる我々の一瞬一瞬の選択は、未来の日本人に対して非常に重要な意味を持っています。

例えば現在、各自治体は汚染瓦礫を受け入れようとしています。これを国有林に埋め立てるという計画が持ち上がっています。そもそも国有林は、明治時代に所有権申請がなかった場所を勝手に政府が自分の持ち物にしたという経緯があります。元々、八百万の神々の土地であったものを自分の持ち物にしてしまったのです。今度はそこに甚大な環境破壊をもたらす放射性物質付の瓦礫を持ち込もうというのです。国有林は、ほぼ各地域の水源地にありますから、名目上は水源地から2km離すとは言っていますが、そのような付け焼刃が有効でないことは中二でもわかります。

ひとつ重要なことを言えば、国際貿易体制が崩壊すれば、私たちは自国でエネルギーと食を賄わなければならないのですが、その時、既に遅し、国土全てが放射能で汚染され資源も食料も輸入できない、自国の国土で食料を生産することもできないという極限の状態に追い込まれます。平均寿命はもちろん下がりますし、人口もかなり減るでしょう。私たちが一日、思考停止しているだけで子供たちがそれを取り戻すために1年は、かかるでしょう。そのような重要な選択が、ただ事態を早く打開したいがための苦肉の策によって埋め合わされていることに眼を向けなければいけないと思います。

それとともに私たちひとりひとりが、そしてひとつひとつの地域が楽しく豊かに再生していくことが大切です。自地域の力を取り戻すためには当然のことですが、産土神を大事にしてください。そして祭りも充分に継承しましょう。若い人たちがそういう伝統文化の保護に目覚めるためには、かっこよく美しく自由に伝統文化を焼き直し独自の捉え方で信仰する必要があります。年寄りたちはそういう若者たちの自由な表現を寛大に受け入れる必要がありますし、若者たちはそのような年寄りたちの寛大さに感謝し、敬わなければなりません。そういう女神の理(巡り)が失われて久しい。各世代の断絶を埋め、地域をひとつにしていくためには互いに認め合っていくことこそが重要です。



Secret garden -Prayer

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