高天原からカンナギたちへ 〜世直しの金金金(キンコンカン)〜

昨日からイシコリドメイシコリドメという言葉が来るので、調べてみたらwikipedia:イシコリドメ。金属加工の神としての性格があるらしいから、1昨日から始まったカナ/カンナのメッセージのひとつかもしれません。

もう既にどこに書いたのかわからなくなっている^^;のですが、磐長姫から<星のカンナギ>メッセージを授かり、wikipedia:かんなぎが神無月(かんなづき)とつながっているのではないかというインスピレーションもさらに濃くなっています。

前ブログでも、神無月は神鳴月ということに言及しました。つまり、本来は、神がいなくなる月ではなく、大歳神の正月の受精で十月十日(とつきとうか)で産まれるということをカンナ(神鳴/金鳴)と呼んだのではないかと思います。

しかも巫(かんなぎ)は古くは、かむなき。神鳴とも書けますよね。この用法でいけば10月は、巫の月なんですね。だから全国の巫が一堂に会する。その伝統が出雲にも残っていると思いますが、それを”地方の神(巫)がいなくなるのから神無月なのだ”と考えさせるようにしたのは、非常に巧妙なトリックであると思います。

それが金属の問題とも密接に関わっているのは、当時、神と金を巡ってものすごく深い葛藤と宗教改革があったことが容易に想像できます。

それが今回のミドリ/河童メッセージの本質です。そして、大麻比古から続く【鉄と麻の問題】の集大成でもあります。

昨日写真を見直していたら、どうしても気になった埼玉の金讃(かなさな)神社。3年半くらい前に行きました。武蔵二之宮と言われています。
鏡岩。当日は雨であったのと結構な山道であったので登りませんでした。詳しくは玄松子さんの金讃神社項でも。カナは巫でもあり、金属でもあり、サナはサナギで銅鐸/青銅器のことも意味していると思います。そしてご神体山の頂上には鏡岩。ご神体山は御岳山とも金華山とも言うらしい。しかもカナサナは火打石からも来ているとのこと。岩屋トライアングルでも出てきた火打石がここでも。イシコリドメも密接に関わっています。おそらくイシコリとオノコロは、似た意味を持っているような気がします。つまり<美しくなりたければオノレから転がれ(自分で磨け)>という意味。

今、気づきましたがwikipedia:天岩戸を天の岩屋というらしいです。これでほとんどの答えが出たように思いました。wikipedia:火打石こそアマテラスです。どちらかと言えばプロメテウスに近いのではないかと思います。だからイシコリドメも出てきていたんですね。猿田彦の火の部分でもあります。

また、サナはサラでもあり、小川がサラサラ流れるところには葦があり、葦の根元には錫が付着します。この錫の度合いによって青銅器の色を黄金にすることができましたから、本来のカナモノ、あるいは金属加工の神というのは、こちらのほうであると思います。それがいつしか錫を鉄器に転換することによって丹の権力を鉄に接続した人たちが出てきたと感じます。

ここが【鉄と麻の問題】の根源でもあると思います。

つまり、青銅の黄金鏡はヤタノカガミであって、葦に付着した錫を取り除くことは、葦のさらなる水清浄化作用を高める<澄みの江>の一環であったと思うんですね。持続可能な社会です。それがいつしか、持続不可能な木を伐採して川を汚すタタラに変わっていった。タタラもタラの女神の名前が冠せられているので、現代の高速増殖炉もんじゅ】と同じです。当時もタタラ(原発)は安心・安全だ(スミヨシ・すみよし)と言って、国民を安心させていたと思います。しかし、実際はそうではなかった。それから長いことすったもんだがあって最後は融合する。天津神国津神が仲良く結合して大和ができた。その想いの丈が西宮戎に集約されています!

古代大和が【鉄と麻の問題】を乗り越えてひとつになったプロセスを皆で認識すれば、【原発などの問題】は乗り越えられるんですね。それをイクドでもやろうとしましたし、HealingMasterTempleAthenai20あずみの女神会も全て、この流れを汲むものです。

サナは笹のはサラサラのサラでもあります。だいたいクマ笹は神の光臨場所とされる場所にあり、龍神とも関わりが深く、龍神が鉄を嫌いますから、サナが先住民族系の文化というのも容易に想像ができますよね。そのサナがカナと一緒になっているから大変。アマツマラやアメノマ、そして忌部へと続きます。北極星へのサラサラ信仰がいつしか、鉱物採集族集団の北極星信仰と習合していく部分はとても面白いと思います。

下記のリンクについては今日書けなかったので明日、書けたら書こうと思います。

wikipedia:大町桂月wikipedia:月桂冠 (企業)
wikipedia:葛城襲津彦wikipedia:弓月君
葛木男神社 / 葛木竎神社

さきほどウォーキングに行っていて浮かんできたのは、洞窟の中の情景、おそらく自分の中の縄文/弥生の記憶でしょうか。暗いから洞窟の中で火打石を叩いています。(当時の火の起こし方がどうであったかは調べてみないといけません)その火花を神格化していたのでしょう。そして洞窟を垂れる水、これがタラ。そして暗さの中で光る鉱物の輝き。これが磐長姫のようにも感じます。とにかく原始的な生活に中に日月星があったようです。



Rin'さん で 鏡月 です。
新セッション名は日本神界プラトニズムにだいたい決まりそうです。以前からプラトン主義について何かをしたかったのですが、今回つながりました。日本にもプラトニック・ラブという言葉は伝わっていますが、かなり解釈が異なっていると思います。これはジェンダーフリーについても調べてもらったらおわかりになると思いますが、全部、含めてアセンションさせていきたいと思っています。

美のイデアを愛することによって神の領域に近づくというのはカンナガラの道に似ています。


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