Save the dream 〜 落涙のアセッパム 〜
今とは違う世界へ
新たな解釈
異なる地平線
村の中を水が流れていた
区画されたわけでもなく
側溝が掘られているわけでもない
難民キャンプのような村
流れる水はきれいだった
昨日の夢。。。
既に私たちは何処を目指しているのかも忘れてしまったのだろうか?
そもそも何処も目指していないのならば
あの無数の美しい自己犠牲とは何だったのか
私たちがまだ見ぬ世界へと旅立つ時
過去はどのように解釈されうるのだろうか
物理的法則と合理的思考には時代精神は関係なく
ただ新たな哲学的解釈が美しく彩られていく
『アセッパム総令隊長殿、、、あの島はい、いったい、、、
イリアスの海の至宝にて 大陸全土をおさめせし
アウェシマにそっくりではないですか
あの山並み この香り そしてなんといってもこの気候。。
ひょとするとここにはわれわれの命とも謂えるレバノン杉と似た杉が自生しているのではないでしょうか。。
アセッパム総令隊長殿、いかがなさいましたか・・』
『コルティリアよ、ナインティアン杯聖司祭に伝えてまいれ
われわれのイリアス帝を統むべき地が見つかったと』