円田の真田 金鶏の酒琴神


昨日は、巡礼サークルの忘年会で大阪へ。なぜか偶然にも御霊神社の真横のビアカフェ。カーテン越しに神社の社殿が見えます。素晴らしい立地。以前、別の神社の境内で行われていた地場産品とビールの展示会に行った時に

ギネスロゴと社殿の取り合わせに深い記憶が呼び覚まされそうでした。それがどこから来ているかと問えば、湿気で黒くなった社殿とそこに光る金色の紋章。これはヤタガラス系というのでしょうか。酒解神の感覚的なものです。

昨日からまた気になっているのがwikipedia:蹉だ神社。サダ(足摺)岬は全て西側にあって参道が西向き。大山祇神社も参道は西からまっすぐ東に向かう。金と黒の組み合わせは、これから夜になろうする闇と太陽の最後の黄金の明かりでしょうか。サタ、サタという言葉がコダマする。サタは真田(サナダ)か猿田(サルタ)か。猿はエン(円)。真の田は円形なのか。wikipedia:真田氏の家紋は六連銭。一日、あるいは一年の半分を統治するという意味の6(半円/半月)か。

オサタがあるという。知らせ/指令/裁き,,,etcのような意味合い。追ってサタがあるという”追って”とは何か。日が沈んだ後にサタが下されるという意味合いではないか。

そこには夜が審判を下すという夜の司法神が存在する。これはオリエントの<太陽神=司法神>とは異なるもの。この二重権力構造が日本の本質なのだろうか。それは出雲の元宮・wikipedia:日御碕神社に全てが集約される。通称ミサキさん。ここで何度も書いてきたwikipedia:ミサキ神。日沈宮は本来、サタの権力を意味するもの。本来、そこに祀られるべきは月読命。しかし、アマテラスが火打石のアマテラスであれば、その祀り方は理に適っている。


甲山の頂上へ。甲の上部は平らになっていて、そこから銅戈が出土している。地面に突き刺さるような形で出土したというから天逆鉾と言ってもよいようなもの。甲に逆鉾とは、何か鶏のトサカをイメージする。金鶏まさにここにあり!という感じでしょうか。金鳥山、甲山とも神功皇后の宝物伝承がある。以前も書いた『金の文明』。神功皇后伝承と重なっているようにも感じる。

紅葉は本来、紅黄ではなかったかというメッセージ。落ち葉はたいてい紅と黄色。黄はオウ(王)と読む。王は金獅子でもあり、太陽。様々な文化が重なる。

様々な文明・文化・宗教・民族・哲学,,,etc が古い時代にこの土地に渡来し根付いていきました。全てが重要。ひとりひとりの目覚めと誇りと愛情。

それが再生すれば【日はまた昇る】でしょう。



いとうかなこ「追憶の風」

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