尾を立て来るモノはそれぞれの無限大 〜 波から凪へ 〜

wikipedia:把瑠都凱斗の化粧回しがスコーピオンでした。気になってバルト海を調べましたら、ローマ帝国wikipedia:スエビ族と戦うために作った砦がwikipedia:リメス。これは日本で言うところのwikipedia:白河の関に似ていますね。このほかに奥羽三関には、勿来関(なこそのせき)とwikipedia:鼠ヶ関があります。

鼠とはいわゆるwikipedia:土蜘蛛として差別され討伐された私たちの愛すべき先住民族なのですが、1昨日訪問しました大和高原の先住民族は下記のように尻尾が生えていたということです。

大和国(現奈良県)の土蜘蛛の外見で特徴的なのは、他国の記述と違い、有尾人として描かれていることにもある。『日本書紀』では、吉野首(よしののおふと)らの始祖を「光りて尾あり」と記し、吉野の国樔(くず)らの始祖を「尾ありて磐石(いわ)をおしわけてきたれり」と述べ、大和の先住民を、人にして人に非ずとする表現を用いている。『古事記』においても、忍坂(おさか・現桜井市)の人々を「尾の生えた土雲」と記している点で共通している。wikipedia:土蜘蛛

やはり、サイヤ人だったのでしょうか?満月を見て猿に巨大化するというのは先住民族系の宗教意識であると思いました。つまり、昨日も書きましたように土蜘蛛たちの宗教意識にはおそらく巨人の思想があったことはかなりの確率で存在し、それが日月星の連動で顕現するということになります。これは『もののけ姫』に登場するシシ神さまのモデルとなったwikipedia:ダイダラボッチをご参照ください。

とても豊かな宗教意識であり、素朴で微笑ましい信仰であると思います。

山に居構えて大和朝廷に抵抗したが、全滅させられたとある。八十(やそ)は大勢の意であり、多くの女性首長層が大和朝廷に反抗して壮絶な最期を遂げたと解釈されている。この土蜘蛛八十女の所在を大和側に伝えたのも、地元の女性首長であり、手柄をあげたとして生き残ることに成功している(抵抗した者と味方した者に分かれたことを伝える内容となっている)wikipedia:土蜘蛛

と書かれておりますように、邪馬台国の正当な皇統を引き継ぐ女神信仰の民主主義女王共同体が朝廷によって各個撃破されていった様子がわかります。ほとんどが女性首長だったことに注目して頂きたいです。この前世を持った方々が私のところに来てくれることが多々、あります。古代大和宗本家の皇統の巫女の方々です。壮絶な過去であるため、むしろスピリチュアル的なことに抵抗を持つ方が多いです。思い出してしまうと止め処ない怒りと憎しみに捉われるからです。私自身もそこから抜けるのに何年も掛かりました。なので、局地的にその傾向が強い土地に行くと引き戻されてしまう場合があります。

なので1昨日の桃尾の滝巡礼は雨で最高だったのです。雨の場合は、ネガティブバイブレーションをモロに受けることを回避してくれますから、ラッキーなのです。ということはですね、桃尾の滝はすごかったということです。つまり、大和高原の山人組織の砦が近くにあったのではないかという結論に達するわけです。

古奈良湖の存在を綿密なデータで明らかにしようと思ったら激しい抵抗に合います。なぜならば、正確な湖面水位を算出すると古墳時代に造営されたであろう古墳が実は湖の底であったことがバレてしまうからです。ひとつの嘘がバレテーラしてしまうだけで『記・紀』の万世一系が総瓦解してしまいます。このことは1年前の芦屋神社巡礼項でも書いています。

笠置巡礼の項にも書きましたように東大寺の第一回お水取りが笠置山で行われたように、その時代でさえ山人勢力と里人勢力が拮抗していたのがわかります。その対立構図が壬申の乱南北朝の動乱につながっていったわけでであり、古墳時代に山人を動員して大王の古墳を平野部に連続的に作るなんていうことは、古代の権力構造を考えるとあり得ないことなのです。

もっと簡単にいうと、魏志倭人伝には山人と里人が対立していたということは一言も書かれていないのです。つまり、権力が山から里に降りてきた後でも女王の共立が行われたということを意味しており、山人の勢力が主導権を握って成し遂げなければ丸く治まらない出来事なのです。それを後の世に照らし合わせて見れば、土蜘蛛が邪馬台国の末裔であるということは、比較的簡単に推測できることであると思います。

山人と里人の戦争を考える場合、空爆ができない限りは、山人の集合体が必ず戦争に勝ちます。里は山から丸見えですが、山は里からは隠れています。山人を征服するために行われる政策は、【①国家を作ること②住民番号制を導入すること③自由と民主主義を奪うこと】です。

①は1300年まえに天皇号を使用することによって開始され、②は明治時代に国家神道を確立する際に導入され、③は戦後、偽民主主義を広めることによって実行されてきました。敵は他の誰かではなく自分たち自身です。<ただ、なんとなく楽して過ごしたいと思うこと>は、力の弱い人たちの犠牲を生じさせます。まずその原理を実感して頂くことが重要ではないかと思います。母親が乳飲み子の世話を怠れば子供は犠牲になります。それと同様に大人が自分のためだけに生きれば子供たちは常に犠牲になります。先進国が自分のためだけに生きれば発展途上国は常に犠牲になります。それほど社会を健全に保っていくということは難しいのです。

この簡単な原理を理解できないのは、子供時代に自然の中で育つ人が少なくなってきたからだと感じます。食物連鎖が完全完璧で美しく健全に保たれるのは、大人たちが自分の役目を完全に自覚し、生命の原則に基づいて行動しているからです。

自分がもし今日、純粋な気持ちになったとしても明日は、どうかはわかりません。清浄性は常に穢れるものです。もし清浄性が永遠なら、禊は必要ないでしょう。私たちの先祖がどれほどの覚悟を持って社会を公正に保とうとしていたか、、興味があれば少し、心の目を開き、耳を傾けてみましょう。

先日の清滝メッセージの意味がわかってきたので、その可能性を伝えておきますね。来月、地震が起こる可能性があり(どこかはここでは書きません)、放射能汚染が現在よりも拡大する怖れがあります。でもこのブログを読んでくださっている関西の方は清荒神さんあたり(?)に行ってください。ひょっとすると新たな泉が湧き出しているかもしれない、という可能性を示唆します。

サスラヒがまた暴れだしておりますが、スサノオ(天変地異)は負(不)の側面だけを持っているわけではなく、正(生)の側面も持っています。そちらのほうも見てくださいね。岩盤を割って汚染されていない岩清水があちこちで湧いてきます。wikipedia:イワサク・ネサクです。444のメッセージをもらった方がいらっしゃいましたので

444のメッセージはミサクチではないかと思います。太陽と月が重なって口が開く。ミサクチは石神【石上/磯】。岡が海になり、海が岡になる。

1昨日、石上神宮に行く前に上記つぶやきを投稿しました。恐怖というのは、想定していないことが起こるかもしれないという不安が原因でございます。これは脳の電気信号の問題でありますので、山が海になり、海が山になるというイメージを今からしておいてくださいね。この意識トレーニングをしておくだけで、多くの危険を回避することができます。

揺れても高いところに逃げなかったり、通帳を取りに帰ったり、するのはやめましょう。怖れではなく畏れを持っていれば拾う神ありです。普通に石神(シャクジン)さんを畏れましょう。天地をひっくり返す力を持っています。<地位/名誉にしがみつかない・土地/不動産にしがみつかない・お金/拝金主義にしがみつかない>東日本大震災時、そして震災後、これを実践できれば助かった命はたくさんありました。

なぜ私たちの先祖・古代大和の先住民族の人たちが天変地異を楽しんでいたかと言えば、何物にもしがみつかず、神を畏れていたからです。東に噴火あれば火の神を祀り、西に洪水(神水)あれば水の神を祀り、北に竜巻あれば風の神を祀り、南に地震あれば土の神を祀る。天変地異は神の顕現なのです。この意識を持ち、神託によってある程度の予測をすることができれば被害に合う方を少なくすることができます。ひとつの可能性として頭にいれておくだけで良いと思います。

エネルギーは水の波紋のように流動的なので予言が必ずしも当たるわけではありません。ただ、今、波紋が立つ現象(ファーストインパクト)が起こっていることは確実です。悪いパターンが重なり、波紋の上の笹船が転覆してしまう時がたまにあります。それがいつであるのかはわかりませんが、条件としてさざ波が立っていることが必要条件です。そのパターンに今、入りかけています。大きい波でも転覆しない時もありますし、小さい波で転覆する時もあります。なので波の大小の差はあまり問題ではありません。さざ波のたち方を不規則にするセカンドインパクトのタイミングが一番の問題です。

心にさざ波が立った時も、ファーストインパクトで怒る人はあまりおりません。セカンドインパクトサードインパクトの何かをきっかけに爆発するパターンがほとんどです。しかし、内側の問題に向き合い、さざ波が立っていることに目を向け、何が自分をそうさせたのか?自分は何に対して抵抗を示したのか?を見つめ直す時、波(イザナミ)は凪(イザナギ)へと向かいます。

つまり、セカンドインパクトが起きる前に波が治まっているので、波を複雑化させ転覆(爆発)を誘う現象は最小限に抑えられるのです。

このミクロの心象風景はマクロのガイア心象風景と同じ構造を持っています。つまり、私たちひとりひとりがなぜ天変地異が起こっているのかを考え、素直に反省した時、天変地異は治まる(統べる)のです。古代大和の先住民族は、その原理を知っていたからこそ、天変地異を楽しむことができたのです。そしてガイアの怒りを鎮めることができたのです。ミクロもマクロも同じです。惑星に感情がないと思っているのは非常に遅れた考え方であると思います。それはまるでwikipedia:マクロファージが人間の感情を予測できないことと同じなのです。

冒頭に戻りますがリメスはリミットの語源になっています。今、限界を超えてみましょう。現在ではない新しい世界へ!

∞(無限大)を立たせると8になります。7回転んでも立ち上がる様を七転び八起きと言います。回青橙と同じですよね。何度打ちのめされても立ち上がってくるシツコサはここからきています。ムゲンダイが立ち上がると何になるのでしょうね、たぶんゴキゲンダイ(ご機嫌だい)みたいな感じになるのでしょうか・・・




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