Bloody Creadle〜羽根織月〜
私に対する評価が怖いの
だからずっとあの羽根の温もりを探してるの
何にも邪魔されずに自由に大空を飛んでいたあの頃
あの頃に戻りたいなんて子供じみたことを言うつもりはないけど、この感覚は無くしたくないの
わかってほしいなんて同意を求める年頃でもないわ
ただ私は私のこのクレイドルの羽根をもってこれからもずっと生きていくわ
掟破りは重々承知だけどあのスムージーテイルに乗った人たちは同じ香りがするのよ
帰ってこないわけじゃない
私は生まれ変わるのよ
長老もよく言ってたわ
『創造は力 行動は夢 言葉は愛』と
このアテナの地から受け取った全てのものが私にとっては宝物
長老たちは鋼が伝わってきてから私たちの考え方や生活までも一変した、と言っているけど私はそうは思わないわ。
鋼はきっかけに過ぎない。皆、それ以前に既に変わり始めていたのよ。それを鋼のせいにする今のヤマトの雰囲気が大嫌いなの。
鋼か青銅か、二者択一を迫る雰囲気が。。
私はそのどちらでもないわ。鋼を超えるものだってこれから出てくるかもしれない。要は私たちがどうしたいかだけが問題なのよ。
そう、、だから、、私はクレイドルの血脈を求めて旅立つの